ゲイ占い師 豫 空潤です。
一昨日書いた、
「ゲイの偽装結婚? その1」https://ameblo.jp/frogat/entry-12438398470.html
は、「偽装結婚」といいう言葉を使ってますが、お互いにすべてを知っていて、合意の上での結婚が続いているのですから、それはそれでいいとも言えるでしょう。
今日、紹介するケースも、お互いに知っていて、合意なのですが……。
ゲイのPさんは、大手企業に勤めてました。大手企業では、今でも、いつまでも独身でいると出世に響く……のでしょうか? 少なくとも、Pさんは、周囲からの結婚圧力を重く感じて、30代後半に結婚をしました。相手はレズビアンの女性です。
どうやって、レズビアンの女性を探し、その中から結婚相手を選んだのか? までは聞いてません。とにかく、結婚をしました。同居したのか? したとすれば、どういう同居生活だったのか? も、残念ながらわかりません。Pさん達は、結婚後、2~3年で離婚したのです。
「1度結婚し、離婚して、バツが付いてしまえば、それほど結婚を勧められなくなる。勧められても、もう懲りたからと言えばいい」と、Pさんは言ってました。でも、その口ぶり、表情から、結婚及び離婚は大変だったろうなと感じ取りました。
2人で役所に行き、婚姻届けを出すだけなら、簡単でしょう。結婚したからと言って、同居しないケースもありますから。
しかし、人間は1人で生きているわけではありません。親や兄弟姉妹、親戚、仕事の上司や同僚、学生時代の友人達……。(だからこそ、周囲の手前、偽装結婚するのでしょう)
ごく一般的な結婚をしようとすると、まずは親に紹介し、相手の親にも挨拶に行き、承諾を得なければならない。兄弟姉妹や親戚にも会って、会話をしなければならないでしょう。
その間、数時間、時には数日間、ずっと相手を愛しているという演技をしなければならないのです。結婚式等を挙げるとしたら、相当の出費も覚悟しなければなりません。
「お姉ちゃんのどこが好きになったの?」「プロポーズは、いつ、どうやってしたの?」花嫁の妹が、好奇心丸出しで質問してくるかもしれません。僕など、考えただけでうんざりします。多くの人に、ずっと嘘をつきとおし、演技し続けなければならないのです。世間体の代償としては大き過ぎます。
離婚の時も同様でしょう。(離婚の方が、結婚よりもエネルギーが必要だという話も聞きますが)成人したとはいえ、親が生きていれば、離婚を反対したり、心配したりするでしょう。
「結婚の時に、娘を幸せにすると約束したじゃないか!」と怒り出す親もいるでしょう。
子供がいないとしても、修羅場になる可能性もあります。人と揉めるのが嫌いな僕は、やっぱり、する気になれません。(Tommy「今更、女性と結婚や離婚しないでしょ?」)
離婚したPさんは、結局、40代で大手企業を辞め、専門学校に行って、ある資格をとりました。今は東京を離れ、資格を生かし、地方で暮らしています。(連絡が途絶えているので、詳しい話は聞けません)
大企業を辞めるのであれば、結婚や離婚を敢えてしなくてもよかったのでは? と思うのですが……。
さて、ゲイタロット和訳の続きです。
参照:「新年の抱負~ゲイタロットを使いこなせるようになる」
https://ameblo.jp/frogat/entry-12430633781.html
ワンド5 :ホッケー。計画が壁に当たる。他は無視して、1つの考えを試してみる。愉快な戦い。市場での競争。
ワンド6 :パレード。自分自身の為に立ち上がった人を認める。信念に基づく勇気。賞賛、喝采、自尊心。

ワンド7 :風との闘い。ドン・キホーテ流の闘争。不利な戦いに勝つ。対決。


