ゲイ占い師 豫 空潤です。
ゲイの恋愛問題などを書いてきた僕ですが、
実は、今までブログで避けて来た問題があります。
男女で言うと、「援助交際」俗に言う「サポート」が、ゲイ同士にもあるのです。
僕の身近では、Wさん(50代)とⅩくん(20代前半)が、それに似てました。
Wさんは、南関東在住。活動的で、ある意味若々しい男性です。
裕福ではないとご本人は言ってますが、安定した収入を持っているようです。
Ⅹくんは東京に住む大学生。実家暮らしですが、学業が忙しくてバイトする暇がなく、
両親も、あまりお小遣いをくれないとのことで、「お金が足りない」と、よく言います。
Wさんは、若い男の子が好きで、Ⅹくんを気に入り、尽くしてました。
食事代も泊りがけの旅行費用も、何もかも2人分を負担してました。
でも、安定した給料をもらっている大人と学生の付き合いなら、当然ともいえるでしょう。
問題は、「恋」とは呼べない関係だったということです。
Wさんは、Ⅹくんが好きで、「恋人」のつもりでした。
が、Ⅹくんに聞くと、「恋人ではない」「恋愛感情はない」更に「他に彼氏がいるから」と言うのです。
2人は、どう見ても、お互いの認識に差がありすぎでした。
Wさんは、胸の内を話すことは少なかったのですが、「メールしても、ひと月もふた月も、Ⅹから返事がない」と、こぼしてました。
それでも、Ⅹくんを諦めきれないようでした。
Ⅹくんの方は、「彼氏ができたのは、Wさんに話してある」と言いつつも、Wさんの気持ちは伝わっていて、
「Wさんに対して、どうすればいいでしょうか?」と、僕に相談してくる時もありました。
僕は第3者ですから、立ち入ったことは言えません。Wさんからも、直接の相談は受けてません。
でも、WさんⅩくんがいびつな関係に見えること、Wさんと話し合ってお互いの認識を一致させた方がいいとだけ話しました。
そしたら、最近、ⅩくんWさんの両方から、「別れました」と聞きました。
まあ、中途半端な関係をズルズルと続けるよりはいいのですが……。
似たような話をもう1つ思い出しました。
当時、やはり50代だったYさん(都下在住)は、「学生の(若い)彼氏がいる」と、ニコニコ顔で、よくノロケてました。
Yさんも若い子大好きですから、微笑ましく聞いてましたが、
ある日、Yさんがポロっと「彼氏はノンケ(異性愛の人)なんだ」とつぶやいたのを聞き、僕はショックを受けました。
ノンケ(異性愛)の男性を好きなゲイの人は、少なくありません。男らしい男性は、ゲイの人にモテるのです。
でも、本当に異性愛の人なら、自分の親世代のゲイ男性と本気で交際するでしょうか?
交際しているとしたら、ノンケ彼氏の目的は? 意図は?
それまで、普通に会話していたYさんの顔が、見づらくなってしまいました。
上から目線かもしれませんが、気の毒で仕方なくなったのです。
まあ、恋愛の仕方は人それぞれです。僕があれこれ口を出す必要はないでしょう。
でも、きちんとけじめがついたWさんはともかく、Yさん(今は交流がなくなり、情報はありません)には、
新たな幸せを掴んで欲しいと願わずにいられません。
では、ゲイタロット和訳の続きです。
参照:「新年の抱負~ゲイタロットを使いこなせるようになる」
https://ameblo.jp/frogat/entry-12430633781.html
18:月:セクシャリティは、我々に意見の相違をもたらし、時にギョッとしたりするが、創造性あふれる世界。神秘的感覚。潜在意識の中で温められた創造的な考え。性または性的事柄。
19:太陽:人生最高の瞬間は、普段の生活にこそある。充足。楽天主義。日常性。仕事の充実による満足。心やすさ。
20審判:解放されるには、まず自己受容が必要。周囲の期待から解き放たれること。周囲の人々をよりよい状態にしようとする。利他主義。自尊心。自己受容。
21世界:人生には大変な難儀や喜びに満ちた瞬間があり、たいていの人にはやってくるだろう。変化する、または逆に変わらないということが、状況を越えて起こる。
19太陽が素敵ですね。僕とTommyも、こんな夫婦になりたいものです。
そのTommyは、「いちいち辞書で調べなくても、翻訳アプリですぐに和訳できるよ」と言ってます。
でも、僕は、辞書片手に訳した方がいいと思って続けてます。
翻訳アプリが、ゲイや占いを想定した言い回しをしてくれるとは思わないし、辞書から1単語の多様な意味を調べて、
この場合に合う意味を取り出し、ゲイタロット作者の意図が読み取れたと思う瞬間(自己満足かもしれませんが)、
何とも言えない充足した感覚になるのです。そして、ゲイタロットカードと少し近づけた気にもなります。
翻訳アプリをコピーしただけでは、ゲイタロットカードと近づくことはできないでしょう。
ということで、これからも、辞書を引きながら、泥臭く和訳していきます。



