ゲイ占い師 豫 空潤です。
少し前のオンライン鑑定です。
コウキさん(仮名・30代ゲイ男性・地方在住)のプライバシー保護のため、多少変更しています。
コウキ「先月、会社を辞めました」
僕「転職先を決めなければならないですね?」
コウキ「そうなんですが……就職するのが怖いというか、気が進まないので、来週から短期のバイトをします」
僕「前の会社で、辛いことがあったんですね?」
コウキ「……失恋したんです」
僕「社内恋愛ですか?」
コウキ「去年の4月に配属先が変わったんです。直属の上司がタミオさん(仮名)という50代の男性で……初対面の時から、シルバーヘアーが渋くてかっこいいなと思ってました」
僕「タミオさんが社内恋愛の相手なんですね?」
コウキ「でも、タミオさんは左手薬指に指輪してるし、高校生と中学生の息子がいるって言うし……」
僕「既婚者だから、ノンケ(異性愛者)だろうと思ったんですね?」
コウキ「タミオさん、僕にすごく優しくて……」
僕「異動してきたばかりだから?」
コウキ「僕もそう思ったんです。でも、話しかけてくる際に、肩に手を置いたり、別れ際にお尻をポンと叩いてくるんです」
僕「そういうスキンシップ多い人って、いますけど……好きな人からされると意識しますよね?」
コウキ「そうなんです。せめて……もっと触ってほしいって思って……」
僕「何か行動を起こしたんですか?」
コウキ「飲み会で、隣に座るようにしたんです」
僕「効果ありましたか?」
コウキ「はい。タミオさんは酔うと、ますますスキンシップしてきて……僕の肩を抱いたり、太腿の上にずっと手を置いてさすってきたり……手を握ってきたり……」
僕「大勢が居る飲み会でしょう? そこまですると、目立ちますよね?」
コウキ「太腿とか、手つなぎはテーブルの下なので、他の人には見えなかったと思います」
僕「コウキさんはドキドキしましたか?」
コウキ「ドキドキもしましたし……下半身が反応しちゃいました」
僕「タミオさんは気づかない?」
コウキ「いえ、太腿さする際に手の甲が当たっていたので……わかったと思います」
僕「手の甲が当たっても、タミオさんは止めなかった?」
コウキ「はい」
僕「タミオさんはバイセクシャルなのでしょうか? チャンスあると思いましたか?」
コウキ「その日は、タミオさんは翌日息子さんの部活の試合があって、家族で応援しに行くってことで……1次会で帰ってしまったんですが……」
僕「別の機会に、何かあったのですか?」
コウキ「東京に出張する際に、僕がお供することになったんです」
僕「タミオさんのご指名で? 泊りがけですか?」
コウキ「そうなんです」
僕「どうでしたか?」
コウキ「取引先の相手と食事終わった後、9時ぐらいだったんですが、タミオさんが『ホテルで呑み直そうか?』って言うので、お酒とツマミを買って、ホテルに帰りました」
僕「で、ホテルで呑んだ?」
コウキ「部屋に着くと、タミオさんはシャワー浴びるって言い出して……。僕にも一緒に浴びようって誘ってきて……」
僕「展開早いですね? 一緒にシャワー浴びた?」
コウキ「はい。……タミオさんに『元気いいね』って言われて、恥ずかしかったんですが……」
僕「いきなり、2人でシャワー……意識しますよね?」
コウキ「そうなんです。タミオさんが全身洗ってくれて……それだけでイキそうでした」
僕「でも、シャワー室ではイカずに、ベッドで……?」
コウキ「はい。僕は後ろは初めてだったんですが、タミオさんに教えてもらって……捧げました」
僕「タミオさんのスキンシップは、癖とかじゃなくて、タミオさんもコウキさんを好きだったんですね?」
コウキ「タミオさんは、もともとノンケで、40代で奥様とレスになってから外で発散しようとして、男の子もいいなと思うようになって……、ウリ専(男性版風俗)を買っていたそうです」
僕「タミオさんにとって、素人男性はコウキさんが初めて?」
コウキ「たぶん……」
僕「コウキさんがゲイだと見抜いたんですね?」
コウキ「(タミオさんが)スキンシップしても(僕が)まったく逃げないので、エスカレートさせたら……」
僕「コウキさん(の下半身)が反応したから……タミオさんが(コウキさんがゲイだと)確信したんですね?」
コウキ「そういうことです」
僕「夢の一夜になりましたか?」
コウキ「嬉しくて……タミオさんの胸にすがって泣いてしまいました」
僕「その後は?」
コウキ「その夜は、タミオさんの腕枕で眠り、翌朝も抱かれて……」
僕「幸せの絶頂でしたか?」
コウキ「その朝までは幸せでしたが……会社に帰ると……」
僕「タミオさんは妻子持ちですから……頻繁にはデートできない? お泊りもできない?」
コウキ「タミオさんは家族を大事にしてるんです。2人の息子さんの部活の試合は、必ず応援に行くんです」
僕「外泊できないんですね?」
コウキ「タミオさんはあくまでも家族優先なんです」
僕「コウキさんとはデートできない?」
コウキ「いけないんですけど……昼休みに、多目的トイレで……先に僕が入って準備できたら、タミオさんに来てもらって……」
僕「昼休み? 1時間ぐらいですよね?」
コウキ「タミオさんとの行為自体は15分ぐらいです」
僕「……やるだけの関係ですね?」
コウキ「僕が準備して、全裸で待機しているところにタミオさんが来て……即……です」
僕「失礼ですが、性処理行動に思えます」
コウキ「その通りです。タミオさんはフィニッシュすると、時間がないでの、すぐに服を着てトイレを出ていきます」
僕「コウキさんは?」
コウキ「僕は、タミオさんに抱かれた余韻で……自分で抜くんです」
僕「そういう行為を……週に何度か?」
コウキ「週に1回です」
僕「たまには、ちゃんとデートしたり、時間をかけて……したいですよね?」
コウキ「はい、タミオさんにもそう言いました」
僕「タミオさんは、何て?」
コウキ「タミオさんは『次の東京出張に……』って……」
僕「東京出張って、毎月とかあるんですか?」
コウキ「いえいえ。年に2~3回です」
僕「それ以外は……毎週、トイレで?」
コウキ「今考えると、多目的トイレをそんな目的で使って……とんでもなかったです」
僕「それもそうですが、15分だけされて……終わりって……あんまりですよね?」
コウキ「僕は、タミオさんの排泄欲を受け止める便器なんだと思いました」
僕「……タミオさんは帰宅すれば、奥さんや息子さんがいる。が……コウキさんにはタミオさんだけですよね?」
コウキ「そうなんです。僕にとってタミオさんは最愛の人。でも、タミオさんにとっては奥様・2人の息子さんが上位。僕が4番以下……。っていうか、ただの性処理相手ですから、ランキング外ですよ……」
僕「辛い立場ですね?」
コウキ「タミオさんは離婚する気もない。僕も、タミオさんの家庭を壊そうとは思わない。タミオさんは退勤後、まっすぐに妻子の待つ家に帰る人。そういう生真面目で、家庭を大事にするところも、僕は大好きなんです」
僕「週に1度、多目的トイレで15分犯されるだけの関係って……」
コウキ「そうなんです。毎日毎日どうしたらいいかわからなくって……夜も眠れなくて……気がついたら、タミオさんに辞表を提出してました」
僕「タミオさんは……なんて?」
コウキ「タミオさんは……『じゃあ、来週からは公園のトイレにしようか』って……」
僕「え? それはあんまりですね」
コウキ「思わず、『離婚したら、連絡ください』って言ってしまって……」
僕「タミオさんの返事は?」
コウキ「タミオさんは……『調子に乗るな。お前とは今日限りだ』って……すごい冷たい声で言って……」
僕「それで……退職したんですね?」
コウキ「会社辞めて……家に引きこもっていたんですが……先日、ようやく失業手当の手続きをして……」
僕「失業手当もらいながら、アルバイトを探すんですよね? 新しい出会いは?」
コウキ「バイトは探しますが、出会いは要りません。そんな気にならないんです」
僕「お気持ちはわかりますが……」
コウキ「タミオさんにとって、僕は何だったのか? ……そればかり考えてます」
僕「アドバイスカードを引きましょう」
コウキ「お願いします」
★コウキさんへのアドバイスカード
↑「ワンドの5」リバース(逆さま)。見やすくするために正位置で貼り付けてます。
亡霊たちが入り乱れて争ってます。リバース(逆さま)ですから、意味のない泥仕合です。
僕「タミオさんとのことは、残念でした。でも、タミオさんのご家族にはバレなかったのでしょう?」
コウキ「はい」
僕「それなら、まだよかったと思いましょう」
コウキ「よかった?」
僕「タミオさんの家庭を壊したくないのでしょう?」
コウキ「そうです」
僕「バレなくてよかったのです」
コウキ「……」
僕「コウキさんが我慢して……性処理相手として耐え続けたからこそ……バレる前に終われたのです」
コウキ「それはそうですが……」
僕「タミオさんを恨んでますか?」
コウキ「恨んでます。モノみたいに扱われましたから……」
僕「まだ好きな気持ちは?」
コウキ「それもあります。タミオさんから『妻とは別居した。一緒に暮らそう』って言われたら……きっと断りません」
僕「恋は、上書きするしかありません」
コウキ「上書き……」
僕「新たな相手を見つけるんです。コウキさんは年上が好きなんですね?」
コウキ「オジサンなら誰でもいいわけではありません。くたびれた人、下品な人、汚らしい人はダメです」
僕「4~50代のゲイ男性で、30代を好む人って、膨大な数いますよ。きっといい人が見つかります」
コウキ「見つかるでしょうか? タミオさんを忘れさせてくれるような人……いるでしょうか?」
僕「行動を起こしてください。アプリ・掲示板・ゲイバー……手段はいろいろあります」
コウキ「わかりました。やってみます。ありがとうございました」
僕「こちらこそありがとうございました」
さて、今日のデザートドリームズタロットです。
↑「ワンドのナイト」正位置。
馬に乗って夜の砂漠を進む人物。夜が明け始めてます。
このまま進めば、希望はあるのです。
↑「金貨の3」正位置。
男性2人が巨大金貨の模様を黙々と彫っています。
何事も急激な進歩は望めません。1歩1歩の「積み重ね」が大事だと言うことです。
今日の2枚は似た意味です。
ゆっくりでも、着実に歩み続ければ、目標に到達することができるのです。
焦ってはダメです。地道に行きましょう。
↓我が師である 霊観占 大幸 峰ゆり子先生。




