全ての人に当てはまる事例ではない事をご了承ください。
肺気胸・退院後関連の記事は長くなるため、”前回の記事”のリンクのみ貼らせていただきます。
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からの続きです
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サブタイトル
『バカの極み』
去る手術を受けたあの日の思い出。
いよいよ手術室に入り、麻酔を注入され、「ああ、万一の事があったらこれで目覚めないかもしれないのか…」と薄れゆく意識の中で一つだけ後悔した事柄があった。
それは
※召されとるがな
そう、一度ヘッドスパなるものを受けてみたかった。
美容院のメニューにあるのは把握しつつ、いつも時間がないからお金がないからと横目でスルーしていたあのヘッドスパ。
退院したら絶対に行くんだ…!この戦争が終わったら…!(フラグ立てまくり)
そういうわけで、退院してまだ数日だというのに、張り切って美容院に予約を取り、例の不審者歩きでワフワフしながら行ってみた。
とりあえず、あまり伸びてはいなかったけど髪を2,3センチほどカットしてもらい、いよいよ洗髪とヘッドスパへ。
さて、ここでハッと気が付いた。(遅っ)
あ、しまった。
私今横になったら激痛なのに美容院のシャンプー台の椅子に横たわらなければ洗髪もヘッドスパも受けられないじゃない?
あはは…
うわあああああバカやん!!
私めっちゃバカやん!!!!
ちょっと考えたらわかるだろうに。
普通の美容院に低反発マットレスのシャンプー台用の椅子なんて置いてるわけがないじゃないか。
仕方なく、普通のシャンプー台の椅子へ座り、ダーッと倒される。
うん、痛い。いたたたたた、いたああああああ!!死ぬ!!
※湖面の下でもがく白鳥の如く(違うわ)
一応、髪を切る時に「肺気胸になって開胸手術を受けたばかりなんです」と美容師さんに話していたため、親切にも施術中に「大丈夫ですか?」と心配してくださった。
よっしゃ神の助けとばかりに「あ、結構…痛いですね…あはは…!」と声を振り絞って伝えてみるも、「わっかりましたあ~♪じゃあなるべく急いでやりますね~♪」と多少のスピードアップを宣言してくれただけだった。
あ、あの歯医者さんの形式なんや。
痛かったから手あげてくださいね~って言われて手あげても「我慢してくださいね~」って言われて軽く受け流されるあの形式なんや。(絶望)
もうそこで「すいません、やっぱり傷が痛いのでこの辺でいいです…」とさえ言えばいいだけなのに、普段は薬局に置いてあるハンドクリームの試供品とかべっちょべっちょに重ね塗りするほどのずーずーしいおばはんなのに、なぜこういう肝心な時だけは引っ込み思案になってしまうのか。(引っ込みジアン・ラプソディ)
その後とてもとても丁寧に頭をじっくりマッサージしてくださり(普通なら天国のような時間なのだろう)余りの痛みでちょっと酸欠になりかけたところでようやく終了。
「気持ちよかったですか~?」と美容師さんに感想を聞かれ「はあ…あの…天にも昇る気分でした…(色んな意味でな)」と答えておいた。
いやもう、これは100%私の判断ミス。
普通に痛くなくなってからいけばよかったやん!!
なぜわざわざ拷問を受けに行くと分かっているような状態で行ってしまったのか。(バカだから)
産まれてから四十うん年、薄々バカなんだろうとは自覚していたものの、ここまでバカだったとは自分でも驚いた。(笑←いやわろてる場合か。)
何というか、折角一生懸命マッサージしてくれた美容師さんにも非常に申し訳ない結果となってしまった。
ぐぬう…今度こそ傷が痛まなくなったらリベンジしてやるんだ…(まだ懲りないのか)
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