全ての人に当てはまる事例ではない事をご了承ください。
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からの続きです
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ヘッドスパの拷問からも無事回復し、退院してからかれこれ9日目。
ようやく抜糸の日がやってきた!!
傷を覆っているガッチガチの防水テープのおかげで、一切腕を動かす事が出来ず、不審者のような歩き方になりながら過ごす日々にはもう嫌気がさしていた。
だって歩くスピードが杖ついて歩いているご老人より遅くなるし。
いや腕の振りの力って大切なのよ。うんうん(一人だけで納得)
もう既に退院する時に抜糸の予約は入れていたので、久しぶりの病院へ行き呼吸器外科のある2階で順番を待つ。
ほどなくして私の名前が呼ばれ、診察室へ。
久々に先生に会うと、私の顔をさっと見たとたん
※画像はただのイメージで本当はサングラスではなく普通のメガネです。
と、聞いてきてくださった。
うわあ、確かに髪は切ったけど(あと地獄のようなヘッドスパも受けたけども)、たった数センチ程度しか切ってないし、しかもそんなに長時間ずっと一緒でもなかった、たかだか1週間程度診ていただけの患者の髪の毛の長さまで覚えているのかこの先生。
一体何者なんだ。
ぬぬ…、もしやうちの家族間で陰でこっそり「船越先生」とあだ名を付けている事もばれているのでは…。(だって若い頃の船越英一郎そっくりのイケメン先生なんですもの)
それは不味い。フィアットに乗って逃亡を図るべきか。(そういえば松居一代って今何してるんだろう)
等と色々考えている間に、テープをバリバリッと剥がし、見えている部分の糸をチョッキンチョッキン。
私の場合は縫合時に「自然に溶ける糸」を使っていたので、病院や人によっては抜糸をしないでそのまま終了する事もあるらしいけども、外に出ている糸は溶けないため、その部分だけを切ってもらった。
もう先生のゴッドハンドぶりは承知しているので全幅の信頼を置いており、今日は最初から思いっきりリラックスして全てお任せ。
案の定、テープ剥がした後は「切る音がしているので切っているのだろう」と推測するくらいしかできない程度に全く痛くも痒くも何ともなく終了。
あ、管を抜く時と同じように、もし抜糸の時痛いのではないかと不安になって「開胸手術 抜糸 痛い」等で検索してここにたどり着いた方がいらっしゃったらこれだけは言っておきたい。
痛いかどうかは
多分先生の腕による。(検索した時間を返せ)
よし、これでびっちり貼られていた窮屈極まりない防水テープも剥がれた事だし、ようやく不審者歩きとはおさらばだ!
私は自由よ!!みゅるるらあ~(謎の踊り)
ほらこんなに颯爽と歩いて…あれ?
颯爽と…あれれ?いたた…
あるぇ…??あるぇええ???
ちょっとちょっと
何一つ変わらないではないか!!!
あの引き攣れ感は防水テープとは何の関係も無く、抜糸する前と特に何が変わったという事も無く、結局来た時と同じように不審者のような怪しい動きで車に乗り込みそのまま帰宅したのであった…。
そっか…、今体内に入ってる糸が溶けるまではこのままなのか…。
でーん(´・ω・`)…。
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