※この記事は私個人に起こった事を書いています。
全ての人に当てはまる事例ではない事をご了承ください。
肺気胸関連の記事は長くなるため、”前回の記事”のリンクのみ貼らせていただきます。
連続で読む場合はお手数ですが「肺気胸」のテーマを選択し、順番に読んでください。よろしくお願いします。
からの続きです
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ようやく煩わしい管から逃れ、自由を謳歌する病院生活。
管が付いている時は、少し体の変な所に力を入れたり、息を大きく吸い過ぎたりすると槍で胸をぐっさり突き刺されるような痛みが襲っていたけど、管を抜いてからはその痛みもかなりマシになり、せいぜい弓矢でサクッと刺されるような痛み程度になった。(まあそれでもメチャクチャ痛いけど)
※なんでフォーリンラブやねん
今までなら2,3分ほどは苦しみもがいてた痛みが、ほんの十数秒息が止まる程度の痛みになった感じで、これなら久々に夜もぐっすり眠れそう!!
と、ウキウキルラルラしていると、夕食を食べ終わった頃に、どうやらお隣の個室に新たな患者さんが入院してきたらしい。
どうも隣から聞こえる話声をまとめると、奥さんが肺の病気で入院し、その付き添いとして旦那さんが一緒に病室にいる様子。
しかもその旦那さんが多少痴ほう症が入っているらしく、その上耳が遠いのかめっちゃくちゃどでかい声で同じ内容を延々としゃべり続ける。
夜になりお見舞いの時間が終了しても、どうやら旦那さんはそのまま隣の病室で奥さんと一緒に一晩を過ごす様子。
(延長届けを出せば病室にいる許可が得られる)
深夜1時にもなろうかという頃にようやく旦那さんも大声でしゃべり続けて疲れ切ったのか、就寝した様子だったので、私もようやく管の無い体でぐっすり睡眠がとれる~!!と喜び勇んで眠りについた。
…と、草木も眠る午前3時半ごろ…
何と隣のご夫婦が起きてしまったらしい。
何やら奥さんが痛がっているご様子で、
「えーー?何?痛いんか??どこが痛いん?どこ?えーー?痛いの??痛い?どこが痛い??」
と、旦那さんの絶叫が病院のフロア中に響き渡る。
それに返事する奥さんの声はボソボソと非常に小さく、それに苛立った旦那さんがより一層大きな声で
「何て?なんて言うたん?何?ええーーー?何て??」
奥さん「…… ボソボソ」
「何て?聞こえへん!!なにーー!?」
これが延々と1時間程続き、私もせっかくゆっくり寝られると思ったのに…とガッカリしているとそのご夫婦とは反対の方の隣の部屋から
と、壁を叩く音が。
うわあ、これって
※あ、タイトル伏字にした意味がなかった(笑)あほや私
「どこかの部屋でインターフォンが鳴ると住人全員が一斉に顔を出す」
と噂のレオパレスネタやん。(伏字にするの諦めた)
こんな所で体験できるとは。
と、呑気に楽しんでいる場合ではない。
違う、違うんや反対の隣の人。
怒鳴っているのは私やないんや。誤解しないでおくれ。
その後、隣のご夫婦の部屋に見かねた(聞きかねた?)看護師さんが様子をうかがいに行ったものの、看護師さんにも「ああーーー?なんて??わし間違った事言うてるかーーー?」と延々絶叫しつつ絡み続け、なんとそのまま朝の7時近くまで旦那さんの絶叫が続いていた。
(なぜ静かになったのかは分からないけど、レントゲンから帰って来たら静かになっていた)
奥さんはともかく、旦那さんはとても元気そうで何より…。
せっかく今日こそぐっすり眠れると思っていたものの、結局2,3時間程度しか眠る事が出来ず、とほほな夜になってしまった…。
(まあ管が外れてウキウキだったから許してあげるけどね←何様)
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