※この記事は私個人に起こった事を書いています。
全ての人に当てはまる事例ではない事をご了承ください。
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肺気胸関連の記事は長くなるため、”前回の記事”のリンクのみ貼らせていただきます。
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からの続きです
早々に2日後の手術は決まったものの、今しばらくは普通の入院生活を送る事となった。
まあ、管がついてるから管付き入院生活やけど。(穴あき管付き配線付きタコ足コンセント入院生活。ながいわ)
初めて入院生活を送ってみて知った事だけど
結構忙しいね入院患者って!
もちろん病気の種類や病状にもよるんでしょうが、朝からすることされること一杯。
まずは早朝から検温、血圧を測る。
そして採血
そして朝食が済んだらレントゲン室へレントゲンを撮りに行くのですが。
私の体にはサーキュレーターを繋ぐ管が接続されていて(アンドロイドか。…あれ、ちょっとかっこいいな)サーキュレーターは点滴スタンドに固定されているので、それも一緒に運ばなければいけないわけです。
看護師さんは私の車いすを押すので手がふさがるので
点滴スタンドは私が運ぶ(キリッ
※だがとても痛い
この点滴スタンド、絵では省略してるけどコマが8個も付いていて、結構あちこち自由自在に動いてしまうので、操縦がかなり難しい。
多少前屈みになり手に力を入れないと制御できなけど、そうすると激痛が走るので相当ハードな日課だった。
それでも繰り返すうちに段々コツがつかめてきて、車椅子の足置きの間にスタンドの棒を挟み込み固定し、取っ手を進行方向に少しだけ回転させることにより、スムーズに方向転換する方法を編み出し、最終的には看護師さんに「操縦上手やね~すごいわ~」と絶賛されるほどになった。(履歴書の特技に書いて良いかな。点滴スタンドの操縦って。)
1度だけ、物凄い看護師さんに当たった事があって、その日もいつものように点滴スタンドを持って運ぶ体制を作っていたら、看護師さんが「あ、私が運ぶので大丈夫ですよ」とささっと電源コードを抜き、点滴スタンドの準備を済ませ、何と片手で私の車いすを押し、片手で点滴スタンドを運び始めた。
ええっ?そんな事できるの?と思ったけど、これがまた普通に両手で車いすを押すよりよっぽど上手!
8階の病室から2階のレントゲン室まで、エレベーターに乗り、少し段差もあったりカーペットを敷いているコマが動きにくい部分も通らなければいけないのだけど、衝撃も全くなくスピードも通常の時より早いくらいで驚いてしまった。
(衝撃はかなり傷に響いてたので、本当にありがたかった)
私が苦労した点滴スタンドも片手で軽々と意のままに操る妙技。
何このスーパー看護師さん!
プロの運び屋か!トランスポーターか!
ジェイソンステイサムか!(ジェイソンステイサム好きか)
まだ全然若くて細身の可愛い人やのに。
禿げてないのに。(運び屋=ハゲの思い込みはやめたまえ)
余りに感動して、病室に帰ってから「あなたは本当にスバラシイ!全く痛くナカッタヨ!(なんで片言やねん)」と熱く大絶賛してしまった。
「そう言われるのが一番うれしいです~」と喜んでくれたが、若干ひいてたかも。
おばちゃん圧倒してしまってごめんな。
入院生活その2に続く~
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