仕事をするときに100%を目指してはならない。限られた時間の中で出きることをやれ。
なぜか? それは自己満足でしかないからだ!
自宅のサーバを作る。自分のHP用の○○を作る。そういうものであれば、どこまでも100%を目指せばいい。
だが、仕事はダメだ。
結局、それを使うのは自分ではないからだ。
それを評価するのは自分ではないからだ。
自分がいくら100%だと思っても、周りの評価が100%とは限らない。
そうはいっても、まずは自分が納得するものを収めたほうがいいでしょう?と思うかもしれない。
品質面だけでいえばそうかもしれない。
違う!
仕事である以上、品質・納期・コストのバランスが揃っていなければならない。
100%を目指そうとすると、コストがかかりすぎる。作っては修正しての繰り返しになるので納期も危ない。
100%を目指した仕事では、バランスが悪すぎる。
100%を目指すのではなく、与えられた時間の中で精いっぱいのものを作り上げる必要がある。
そのためには完成するまで自分の中でやるのではなく、途中途中で確認することが大切だ。
それは、オーダメイドのスーツを作る作業に似ている。
仮縫いしては合わせて、また縫っていく。その繰り返しで、その人にあったベストのものが出来ていく。
採寸だけして一気に職人の満足だけで作り上げたものはきっと相手にベストのものにはならない。
少し作ったら見てもらって、方向性を確認しながら限られた時間の中で最高のものを作っていこう。