時たま、自分を勘違いしているプロマネがいる。
下請けを使い慣れているところに多い気がするが
何様だ?! というような人がいる。
金を払う人だから、ある程度まわりも言うことを聞いている。
しかし裏では二度とあいつと一緒に仕事したくないねなんて言いながらこの1年を耐え抜こうなんて話をしている。
そういう人は、多分その上司も同じような人で、そういう接し方を当たり前として育ってきたんだなと思うと少々かわいそうになってくる。
いざ、外に出たら誰も付き合ってくれなくなるんだろうな~~なんて考えてしまう。
逆にとことん優しい人もいたりする。
メンバと仲良く、まるで友達集団のようにやっていて、多少成果物に問題があったとしても、しかたないね~一緒に何とかしようか~~という感じだ。
メンバからすると、いいリーダだね~なんてなることもあるが、これはこれでいいとは言い難い。
チームとしてやっていく以上、メンバとの良好な人間関係つくりは大事だ。
仲間意識を強く持つことでいいチームになっていく。
ただし、そこのトップである以上、優しいだけではなく厳しさも必要だ。
仕事に対しては。
仕事をやっていく以上、成果物の責任はプロマネにある。その責任を果たすためには優しいだけでは成り立たない。
成果物に問題があるときに一緒に何とかしようね~~だけではだめなのだ。
メンバ一人一人にも成果物に対する責任意識をしっかりと持たせ、その出来には厳しく対応する必要がある。
ダメなものはダメという厳しさが必要となる。
厳しくいうことでメンバとの良い関係が壊れてしまわないかと怖がっていてはいけない。
もっとも
頭ごなしに相手を否定するような言い方はしてはならない。
何故だめなのか、どうすればいいのかについてはしっかりと伝え、同じことを繰り返さないようにしっかりと教育していく必要がある。
プロマネがプロジェクトに責任を持つ以上、成果物の出来に対しては厳しく対応し、メンバとの関係は良好に保つ必要がある。
そのためには、仕事には厳しく、それ以外の会話は優しくというのがいい。
仕事の厳しさの中にも、頭ごなしに厳しいのではなく、間違いについてしっかりと話しをすることが大事だ。
常に厳しい人も、常に優しい人もどちらもそれではいけない。
基本は優しく、ポイントポイントで厳しくすることで、人としても仕事のリーダとしても頼りになるプロマネになっていくのだと思う。