そこで出た話の一つに「余裕」があった。
気持ちに余裕は常にあるのがいい。
物にもよるが、何に対しても100%を求めるのと80%でいいと思うのでは気の持ちようにかなり差がある。
80%までやるのに100のパワーを使うとすると、100%までキッチリやりきるためには300~500くらいのパワーを必要とするのではないだろうか?
たとえば、学生時代のテストを思い出してみる。
80点をコンスタントに取れる人は毎度80点が取れる。
しかし、100点を取ろうとするとなかなかそうは行かない。
100点取れる力を持っていたとしても、なかなか100点は取れない。
何が何でも100点を取ろうとすれば、勉強も実際のテストもその何倍もの労力を必要としてしまう。
4教科は50点で1教科は100点よりも
5教科80点の方がいい。
5教科80点を取れるようになったら、4教科80点1教科90点を目指せばいい。
一気に100点を目指すよりも平均的に高いほうがいい。
80点取れるようになったからいいか。と思える余裕が欲しい。
もちろん、とんがる部分はあるに越したことないが、それはほかの部分を平均的にこなせてからのことだ。
このひとつを100%にしようとする気持ちが余裕をなくしてしまうのでは?
余裕がない人は、端から見ててもつまらない。
そんな話をしてたら「でも、どうやって意識していけば余裕を持てるのか?」
という話になった。
・・・・・・・
「まぁいいか」
「しゃあない」
これを普段から言えるようになろう。
何かやっているときに、そう言えるようになったら、それは余裕を持てているのではないだろうか。
普段の生活で、何かとんでもないことが起きたときにも、それに真正面から向き合ってどうしよう。となるよりも
「まぁいいか、起きたことは、しゃあない。さて、どう挽回しようか。」
と思える人でありたい。