今会社でWG活動をしている。
内容は、仕事の進め方の型決めや見積もり方法なんかに関するものなんだが、
その打ち合わせの最中のことだ
「こんな感じでやればいいかな~」
なんて話してたときにふと思い出した
「そういや、前にそんなの整理したことあるよ」
といいながら、パソコンの古いフォルダを探して見たら・・・出てきた
「ほら、前に作ったんだけど、どうかな?」
2007年の資料だった。
その時に思った
毎年色々な活動をしていて、中にはしっかりと活用されている物もあるのだが、途中で投げ出した物のなんと多いことか、
それでも、自分で思いついて一人で勝手に進めてきた物はそれなりに形になって今でも使っている物も多いが、人に言われて始めたWG活動のものは、大半が途中で放棄している。
WGのメンバーが全員、言われてはじめたもので、誰が取り仕切るでもなく進めてたというのが最後までやりきれていない一番の理由だとは思うのだがなんと情けないことか。
そこで、あらためて教訓として感じたのは
WG活動とはいえ、それはひとつのプロジェクトだ。
で、あればそこにはプロジェクトリーダが必要だし、プロジェクトリーダにはそれなりの権限を与える必要がある。
特に、WG活動はメンバーが全員、他の仕事を抱えながらやることになる。当然作業が忙しくなれば作業を優先しWGの優先度は下がっていく。
明確にWG活動に対する予算も決められていない(あってもわずかだったり)状態ではどうしようもない。
WG活動とはいえ進める以上
1)成果物を明確にする
2)WBSを出す
3)スケジュールを決める
4)予算を設定する
5)PMを立てる
6)PMの権限を明確にする
くらいはしておかないと、まず破綻する。
このうち、1~3くらいはいつも、やっているが、4~6は曖昧なことが多い。
だからこそ、WGの優先度も下がり、打ち合わせに参加しなくなり、全体のモチベーションも下がり、上から言われてもなかなか進まなくなる。
改めて、WG活動もプロジェクトだという認識を持つ必要があると感じた。