前回の記事では、次世代リーダーたちが「失敗をデータに変えて成長する」プロセスについてお話ししました。今回は、彼らが研修を通じて、具体的にどのような視点で現場を変えていくのかについて触れてみたいと思います。
「会社を良くする」「他社と差別化する」と聞くと、何か画期的な新商品を開発したり、誰も思いつかないような大発明をしたりしなければならない、と思っていませんか?
もちろんそれも素晴らしいことですが、実は、お客様に選ばれ続ける会社になるための鍵はもっと身近なところにあります。
■ 誰にでもできることを、誰にもできないくらい徹底する
弊社の研修で若手リーダーたちに伝えているのは、「大きな発明ではなく、小さな改善を積み上げよう」ということです。
・電話の応対がほんの少し丁寧になる
・備品が使いやすく整頓され、作業時間が1分短縮される
・お客様への報告が、半日早く届くようになる
一つひとつは、魔法のような変化ではありません。しかし、こうした「小さな改善」が現場のいたるところで起きるようになると、お客様からの信頼は確実に積み上がっていきます。
「なんだか、あそこの会社はいつも対応がスムーズだよね」 「この会社に頼むと、いつも気持ちよく仕事ができるね」
この「なんだか良い」という感覚の集積こそが、選ばれる理由になるのです。
■ 「あたりまえ」を疑う若手の感性
ベテラン社員にとっては「あたりまえ」になってしまっている光景も、入社3年目前後の若手の目には「もっとこうすればいいのに」という違和感として映っています。
その新鮮な感性を、不満で終わらせるのではなく、具体的な改善へと繋げるための「知恵」と「勇気」を、6か月間の研修で養っていきます。
東洋哲学では「微(び)」を察することを大切にします。微かな変化、小さな事象にこそ、本質が隠れているからです。若手がこの「微」に気づき、行動できるようになれば、組織の土台は揺るぎないものになります。
■ 研修の基本情報
・期間:6か月(1シーズン)/毎月1回 90〜120分
・形式:3名程度のグループワーク・コーチング
・費用:受講者1名あたり 月10万円〜(税別)
(※3名1グループの場合、月20万円〜が標準的です。詳細はご相談ください)
派手な変革ではなく、日々の小さな改善を誇りに思えるリーダーを育てたい。そんな経営者様の想いに寄り添い、私たちは共に歩んでまいります。
「うちの現場にも、変えられる場所がたくさんあるはずだ」と感じたなら、ぜひ一度お話ししましょう。小さな一歩が、とびっきりいい会社への大きな転換点になります。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。