【陽明学】ジャイアンと万物一体の仁 | リーダーの器が大きくなるブログ

リーダーの器が大きくなるブログ

東洋哲学実践家
職業:社長の相談相手

陽明学を学んでいるといろいろな言葉に出会います。「万物一体の仁(ばんぶついったいのじん)」もそのひとつ。ざっくり言うと「すべてのものはひとつながりである(と考えるとき愛が生まれる)」みたいな感じ。理解がざっくりし過ぎてて申し訳ない。

 

「万物一体の仁」と聞いたときジャイアンを連想しました。ドラえもんの。お前のものは俺のもの、のジャイアン。原作に取り上げられたかファンによる創作か定かではありませんが、次のようなエピソードに触れたことがあります。

 

のび太もジャイアンもまだ幼かった頃、遊んでいるうちにメガネを無くしてしまったのび太が泣きべそかいています。日が暮れてなお、ジャイアンは懸命に探してくれて、ついにメガネを見つけてくれます。のび太はたずねます「ジャイアンありがとう。でも僕のメガネなのになんでそんなに一生懸命探してくれたの?」。ここでジャイアンの名セリフ。「ばかやろう! お前のものは俺のもんだ!」。

 

あなたの苦しみは私の苦しみ。私の喜びはあなたの喜び。そんな風に連想を広げてしまいます。