久しぶりの二日酔いです。飲みすぎはいけません。
（１月１１日 NIKKEI NET より）
経団連会員企業、社会貢献支出1700億円超・06年度、過去２番目の水準
日本経団連が会員企業へ実施した「社会貢献活動実績調査」によると、2006年度の社会貢献の支出総額が1700億円を超えたことが分かった。企業の社会的責任（ＣＳＲ）の一環として社会貢献活動を位置づけ、積極展開する企業が増えているようだ。
06年度の社会貢献活動支出総額は1786億円。1社平均では4億5400万円と前年度比28.2％の大幅増となった。
これはバブル期の1991年度に次ぐ歴代2番目の水準。社会貢献活動支出額の売上高比率は0.12％と前年度比で微増となった。
（ここまで）
具体的にどのようなことにお金をかけているのかわかりませんが、結構な額なのですね。また、バブル期に次ぐ、とあります。それだけ儲けがあったのと、イケイケドンドンを戒める必要があったからでしょうかね。
経団連といえば、年頭に「主要国最高の所得を目標に」と発表していましたね。はたらく人の所得を増やす取り組みも、社会貢献の一環とも言えなくはありませんね。この低成長時代に所得倍増計画のようなものをぶちあげることに対する違和感はありますが。
仕事を国内から海外に移すことで大企業の利益は確保できても、それにより国民は仕事を失う。平均で出した１人当たりの所得が世界最高水準になることよりも、今まさに目の前に広がりつつある貧困をなくしていく取り組みの方が必要ではないでしょうか。
教育にしろ所得にしろ、底上げあるいは底支えが喫緊の課題であり、企業が社会に貢献すべき最重要テーマだと思います。
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