楽団員と指揮者の聞こえ方 | ピアノを友に Friends ピアノ教室 

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ミニトマトの成長


苺に花が咲いていました。
庭には宿根草がほとんどなので、
いつの間にか
咲いた花や
実を見つけては、
楽しんでいます。

自然のSDGsの恩恵
に与っている感じです。


先日、家族が出演した吹奏楽演奏会の録音が聞こえてくるので、
今のは、どの楽器?
と聞くと、
各団員はスコアを見ていないので、
完全には答えられないとのことでした。
でも、
私の印象に残ったメロディーは、
オーボエが担当していました。

それと…、
合奏しているときは、
それぞれの楽器パートの音は聞こえても、
全体に混ざり合った音は聞こえないそうです。


お互いの音を聞き合って演奏する
連弾やアンサンブルとは少し違って
吹奏楽など大所帯の演奏は、
指揮者頼りなのかもしれません。

それぞれの演奏者も客席で聞こえているように聞きながら練習しているもの
と思っていたので意外でした。

中学校の部活指導で
リコーダーアンサンブルの指導
をすることになった時、
最初に、
ベテランの先生が、
リコーダーの長さを調節することで、
各自の楽器のピッチを合わせることをされたので、
「ああ、そういう指導でいいのか。」と
納得して、
何はさておき、
チューニングだけはしていたのを覚えています。

一方、吹奏楽団では、
それほどピッチを合わせることもなく練習していたりしているようです。

連弾の場合は、
同じ楽器を演奏するので、
ピッチは当然同じですけど、

2人以上の演奏者が、
それぞれの楽器をもって演奏する場合は、
ピッチだけでなく
テンポやいろいろな
細かいところまで、
打ち合わせてこそ、満足できますよね。
(自力でチューニングできる楽器に限りますし、
自己主張の仕方によっては、
もめる場合もあるかもしれませんが…)

その点、吹奏楽は、
指揮者のさじ加減に任されていて、
指揮者は、
うまく仕上った曲の楽しみを
独占していることにもなるのでしょうか。

ピアノの場合、
一人で演奏して、
曲全体を聴くことができる点で、
指揮者と同じような楽しみも
味わっているんだな
と思いました。

その分、
オーケストラ奏者などからすると
ピアノの演奏は
「アバウト」?
だと思われているところもあるようです。

アバウトでしかありえないとしても、
ピアノでも、
同時に弾く各旋律を
よく聴くように
心がけています。








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