ゆまり(尿)中の食欲抑制成分

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🌷【ゆまり(尿)中の食欲抑制成分】

さて、先日の記事でゆまり（尿）断食
1週間のまとめについてご報告しましたが
ご報告の一番の肝として感じた

～食欲のコントロールのしやすさは

ゆまり断食が群を抜いていました！～

についてですが、少し調べてみましたが
その可能性が高いことが判明しました！
（妄想癖があるのかもしれませんが…（笑））

🌷古い研究になりますが、
女子栄養大学生理学研究室で行われた研究発表
【ラット尿より分離した食欲抑制物質 (FMS-1A)について】
にはこんな記載があります。
↓
※難しい部分はさておき太字の所だけ読んでね～

「1964年にStevenson らは,ラットの尿よりFat Mobilizing-Substance (FMS)を分離し,その作用を調べた。

すなわちラット尿にアルコールと安息香酸を加え,pH5.3に調整すると沈殿が生成する。

この沈殿物をまず水で抽出(FMS-1B),次に水に不溶の部分を 0.5%炭酸ナトリウム溶液で抽出(FMS-1A)し,

それぞれラット腹腔内に注射(6～12mg/100g B.W.)したところ

FMS-1Bでは脂肪動員作用がみられ,一方,FMS-1A には食欲抑制作用のあることが明らかにされた。」

🌷つまり、ラットの尿中には
脂肪移動活性物質(FMS)のAとBっていうのがあって…

Aの方には食欲抑制作用があり

Bの方には脂肪動員作用つまり脂肪を肝臓に集め
脂肪肝にする作用があるという事です…

（※脂肪肝って聞くとギョっとしますが…

飢餓状態の時に生命を維持するのに必要

なのでしょうね～）

🌷それでもって、夜行性のラットさんのお腹に
水、炭酸ナトリウム溶液、FMS-1A、FMS-1Bをそれぞれお注射して
通常時の食事量との比較をした結果が以下の表です
↓

食欲抑制物質のFMS-1Aの部分を見てみると
通常の食事の摂取量を100とすると…

食事の摂取量が44%に落ち
水の摂取量も58％に落ち
かつ体重が10ｇ減少！という
食欲抑制のすごい効果が出たのでした！

🌷で、人間に関してはどうなのか？
についてですが…
残念ながら食欲抑制についての
研究は見当たらなかったのですが…

脂肪動員作用のあるFMS-1Bについて被験者を

１、普通の生理食塩水を0.5ml

２、普通の食事をしている人の尿抽出物0.5ml

３、同じ人の絶食時の尿抽出物0.5ml

をそれぞれ投与して肝脂肪の状態を調べた。

という実験がありました。。。

その結果３の絶食中に得られた尿抽出物は、
肝脂肪を有意に増加させた・・・
という結果が出ています。

また絶食中のうさぎの尿をラットに
お注射した時の実験っていうのもあって
こちらの結果は以下の表の通りで
↓

これまた、通常時のうさぎの尿に比べて
絶食時の尿は大幅に肝脂肪を増加させてます。

という事で、尿断食で尿を飲み続けると
段々脂肪肝になっていくリスクがある
かも…という訳なんです。。。

その話については先日の記事でも
お話したように断食して飢餓モード
になってケトン体が作られるサイクルに
入るメカニズムとしては・・・

脂肪細胞がオートファジーして
脂肪が血液中に出て行き
その脂肪が肝臓に集まって
エネルギー源としてケトン体が作られる
というシステムが働く・・・
だから、断食で脂肪肝になる💦

このメカニズムは老化と一緒だと最近の研究では
言われているので、断食をしてケトン体が
出ている尿を長期に大量に飲むというのは

脂肪肝になってしまうリスクがあるのかも～

🌷独断と偏見によるまとめ

という事で全飲尿断食を1週間やってみて

１、私たち人の尿にも食欲抑制物質が

あるのではないかと体感しました~

２、長期に渡る断食で尿を大量に飲むと
脂肪肝になる恐れがある…

でもまあ、推測の域は出ないので
宜しければ勇気のあるお方が各々
実験して頂ければと思う次第です。

でも、断食をしたい方で食欲を
楽々抑えたい方には飲尿はおススメです♪

ということで、今後の研究を望みましょう！
あんまり資金は付かなさそうですけどね（笑）

～参考文献～