今は岡山から名古屋に向かう新幹線の中。
5日間ほど隠岐島へ行ってました。
今回の旅は笑いヨガ仲間のワッキーと
ワッキーのお母さんも一緒でした。
なので、旅人にしてはゆったりと
予定組んだのですが、
それが裏目にはまって??
なんと帰りの飛行機を
逃してしまいました。涙
物語はこの少し前から始まります。
予定通りに、島前から島後に渡る船に乗り、
予定通り到着。
時間的には結構タイト。
港から空港への連絡バスを探して歩くと、
タクシーが一台が停まってました。
バスがないならあのタクシーに
乗ればいいなぁと
気楽に思っていたのが、
大トラブルの始まり。
バス停を探していると、
そのタクシーは
お客様を乗せずに何処かへ
行ってしまいました。
連絡バスはすでに出た後で、
タクシーはまた来るだろう、、と
思っていたら、ちっとも来ない。
ワッキーが電話で依頼すると、
なんとこの日は、隠岐島ウルトラマラソン。
タクシーが出払っていたんです。
なんとか見つけて呼んでもらったのに、
ちっとも来ない。
足の悪いお母さんもいるし、
とにかくなんとかせねばと気ばかり焦るが、
冷静にしなくては!!と、
港の反対側のタクシー乗場まで走ってみるも、
タクシーはなし。
すると!!
ワッキーのお母さん。
得意のコミュニケーション力で、
たまたま港前のラーメン屋さんに行くために、
小さな女の子を二人連れた男性に声をかけて、
空港まで送ってくれることになったんです。
わざわざ車を取りに戻ってくれて、
大急ぎで空港へ。
出発8分前に到着。
とにかく、カウンターに駆け込むと、
ガーーーンっ。
もうハッチが閉まって、
離陸体制に入った後でした
そりゃそうだよね。
航空機カウンターの人たちも
申し訳なさそうにしていて、
今日中に帰るとしたら、、、
やはり港に戻って船しかないと言われ、
あたふたしている様子を、
送ってくれた車の人が見守ってくれていました。
港に戻るためタクシーを呼ぼうとしていたら、
送ってくれた車がカウンター前に停まって、
再び港まで戻ってくれることになりました。
(感動)
車の中では、
焦りながらも、場を和らげようと、
互いにいろんな話をして、
名古屋から来たというと、
その方も昔名古屋で働いていたことや、
女の子たちがお子さんかと思ったら、
お孫さんで、
しかもなんと、
空港まで私たちを乗せた時、
二人の女の子の妹が私のお膝に
乗っけていたので、
気を効かせていただいて、
空港であたふたしている間に、
女の子の父親である自分の息子さんまで
呼び出して、妹を引き取ってくれて、
車のスペースを空けて待っていてくれたんです。
なんてありがたいんだろうと、
感動しましたが、
とにかくみなさんいい笑顔で快く
お世話してくれたんです。
船の出航時間も迫っていたので、
名前も聞けずに、お礼だけ言って、
船に乗り込みました。
空港カウンターの人が
親切に大阪までの行き方を
案内してくれていたので
ひと安心してたんですが、
船の中で検証してみると、
なんとその行き方では、
今日中に名古屋に戻れないと判明‼️
ワッキーは翌日仕事だし、
とにかく仕事に間にあわせるには、
夜行バスで朝帰りしかないのか??と、
二人で行き方を検討してました。
その時、マイペースなワッキーのお母さん。
スポーティなティーシャツを着ていた
男性に、気づき、
「ウルトラマラソンに出られたんですか?」
と声をかけたんです。
すると、その男性もフレンドリーで、
お母さんと話をし始めた。
あーでもない、こーでもないと、
ワッキーと私がやってると、
島根の人で、帰り方の相談に乗ってくれました。
ところがどうやっても、
今日中には、帰れない。
夜行がベスト。
すると、その男性が今日中に帰るには、
何時までに米子につけばいいのか?
と聞いたので、
18時15分米子発の特急やぐもに
乗らないと間に合わないと答えたわけです。
船の到着が17時35分だから、40分しかない。
通常1時間は見ておかないといけない。
その男性が突然。誰かに電話し始めた。
よし!!じゃあ港で一番前のところでまっててくれ!!
えっ????
今、弟に港まで車で来てくれるよう頼んだから、
一か八かチャレンジしてみよう!!
えーーっ????
もし間に合わなかったら、夜行で帰ればいいな!そしたらそれまで飲もう!!笑
いやいや。そんな、悪いです。
なにいってんだいっ。
遊び感覚でやろうや。楽しそうやないか(^^)
ってな展開になった。
ひとまず、特急やぐもチャレンジが決まり、
夜行バスも空席ありそうだったので、
酒盛りじゃーー
そして、話を始めると、
その男性は環境のためによい土作りや、
いろんな人のために役に立つことを、
ずっとしている人でした。
そして島後といえば後醍醐天皇。
後醍醐天皇にまつわる事を
いろいろされていて、
話しているとめちゃくちゃワクワクする
わけです。
さぁ!いよいよ本土上陸。
船から港を見ると、
オレンジ色のティーシャツを着た男性が
トランクを開けて待機してくれてました。
そして男性は、
足の悪いお母さんの荷物を持ち、
手まで引いてくれて、車に乗り込み、
いざ米子駅へ。
弟さんも初めましての挨拶もほどほどに、
すぐに出発。
なんと遠くからでもわかりやすいように、
わざわざオレンジ色のティーシャツを着て
迎えに来てくれたんです。
男性の計画通りに、
信号のないルートを選んで、
全速力で米子へ。。。
ナビでは。十中八九無理な時間でした。
が、、奇跡は起きました。
特急やぐもに間に合いました。
そして岡山まで行って、新幹線に乗り換え
このブログ書いてます。
島でも本当にたくさんの人のお世話になり、
つくづく人間ってあったかいなぁとしみじみしてます。
ワッキーが繋いでくれた
隠岐島の人たちのご縁。
ワッキーのお母さんの気さくさが
繋いでくれたご縁。
そして、なによりもそんな私たちを
快く迎えてくれた人々のご縁。
ああ。いいなぁ。
こういう人との繋がり。
またつづきでいろんな繋がりをご紹介していきますね(^^)