偶然はない。
すべては、計らい通り。

壮大な宇宙の中では、私に起きているすべてのことは、瞬きにもならない。
大きな流れの中で、右往左往する微細なる存在である私。

こんなに小さな存在である私でも宇宙の一員として、それなりにもがいたり、輝かせたりしている。

そんな大宇宙の小さな小さな物語。

2018年のスタート。
あるひょんなことから北海道へ行くことになった。
ぜんぜんドラマチックじゃない、きっかけ。笑
「旅人のくせに北海道行ったことないのー?
ススキノで飲み会あるよー。くる??」
こんな軽いノリでした。

でも、いざ行くとなると、なぜか浮かぶ顔。
以前から北海道に行ったら会いたいと思う人がいた。

私の未知の力に気づかせてくれた人がいる。
時に私の母のように、時に憧れの人のような存在だった。いつも親しみを込めてママと呼んでいた。
そのママがある日突然Facebookから消えた。
探しても探しても、過去の私の投稿の中のコメントまで消えてしまった。

まさか?

体調が思わしくないことは知っていたけど、認めたくない気持ちが強かった。

随分時が経ってから、ママが星になったことを、北海道のスピ友から聞いた。
それからまた時が経ち、北海道へ行くことになった時、そのスピ友の顔が浮かんだ。

ママのことを話せる数少ない人だからだ。

久しぶりに会って、いろんな話をした。
ママのこともたくさん話した。

これで少しは供養ができたと感じていた。

そのスピ友は、共に魂の成長の過程で出会った大切な人だ。しばらく会わない間にお互いいろんなことがあって、話が尽きることはなかった。
そんな話の中で長崎のアンデルセンの話題が出た。そこは4次元パーラーといわれる場所。
超能力を使うマスターのショーを見ることができる。
奇しくも、その少し前にそこへ行くといいよと勧めてくれた人がいて、いずれ私はそこへ行くのだなぁと感じていた。

2018年の始めから2018年の終わりへ。

いよいよ、ある流れから学び合い仲間のツッキーとアンデルセンへいくことになった。
ツッキーが予約などの手配をしてくれた。

いざアンデルセンへ行く日が近づいた頃、ツッキーが私にアンデルセンを勧めてくれた知り合いと思わぬところで遭遇。
私とアンデルセンへ行くことを伝えると、「本質の話を質問するといい」とアドバイスをくれました。

長崎まで行くなら、どこかへ行きたくなる旅人の性。
浮かんだ顔は、熊本の人。
Facebookでしか知らない人。
でも、その人とはママを通じて知り合った。
1月の北海道から、12月の熊本へ、ママのご縁は繋がった。

Facebookのメッセンジャーで会いたいと連絡して、少しの時間ではあるけど、会うことになった。

さて、その前にアンデルセンについて話しておこう。

ランチタイムに間に合うように、福岡空港からレンタカーを飛ばした。
なんの変哲も無い喫茶店は予約で満席。
なんの変哲も無いカレーライスをオーダーして、食後のコーヒーをいただきながらツッキーと話をしていると、店員さんがお客さん一人一人に予約順に番号をつけて確認をした。
そしてカウンターの前にところ狭しと並ぶように指示をされ待っていると、厨房にいたマスターがカウンターに登場した。
想像とは少し違ってて、舞台の役者さんみたいに見えた。とても軽快なトーク、親父ギャグ満載で話を聞いているだけでも楽しい。

ESPカードの透視から始まり、千円札の空中浮遊や、参加者の誰も知り得ない情報を手に取るように言い当てたり。カードでは、サバン症候群のような記憶力を発揮したり、適度にマジックみたいなのを織り交ぜてました。
あたかも信じられない人はマジックとして納得できるかのように。

そして、一番印象的だったのは、ルービックキューブ。正六面体の配置を一瞬にして覚えて全面を揃える。予言通りの数秒でぴったりと揃える、まぁここまでなら、めっちゃすごい人で終わるのですが、この後同じようにぐちゃぐちゃになった全面を1秒で揃えるという。物理的に無理なことをやってくれるというのです。
みんなでイチっ!とカウントすると、先程数秒かかった全面が見事に揃ってる。
時空を歪ませるといってました。
私は目を皿のようにして手元を見てました。
すると指の間から見えたものは、、、、持った瞬間に揃ったルービックキューブでした!

とても腑に落ちました。

観客はすべて番号が付けられていて、観客の1人が適当に引いた番号の人に紙が渡され、そこに思いついた絵とその人の名前を描いてもらいます。
するとマスターは密封されたビンを出してきて、ビンの中から数時間前に描いた絵を見せてくれました。なんとたった今描いたばかりの名前と絵がほぼ同じでした。

私は先程のルービックキューブと同じだと感じました。

つまり、すべてはあるということです。
過去も未来も現在も、同時に存在しているということ。

イラストを描くことも、ルービックキューブが揃うことも、すべて存在している。

それを私たちにわかるように見せてもらった気がします。

私たちの思念エネルギーは、あらゆるものを瞬時に具現化する力もある。もしそうだとしたなら、私たちはどんな思念をするのか、そして思念をすることに責任があるということです。

ショーが終わって、熊本の知人に会う時間を少しでも長く持ちたいので、慌てて去らなければいけませんでした。そのため個人的な質問はできませんでしたが、くねくねフォーク龍神を購入しました。購入者は頭の頂点にピリッとエネルギーを送ってくれます。なぜか私ははじめに握手をしていただけました。


これもなんか意味があるんだろうなー。
と思いつつ、ただの見世物では無い深い深いメッセージを受け取って、その興奮を友達と語り合いながら高速を飛ばして熊本へ。

かなり飛ばしたおかげで約束の北熊本サービスエリアに、約束の15分前に到着。
レストランで夕食をとっていると、Facebook上だけの知り合いたったアラタさんがやってきました。

思わず、ハグ。

ハグしながら2人で泣きそうになりました。

なんというか、
会えるんですよ。

会いたい人には。

お互いの存在は、ママを通して知ってました。Facebookで繋がったのは。もう5年以上前のことです。
なんとなく知ってたけど、他に何にも知らなくて、共通点はただただママが大好きだったということだけ。

その日泊まる予定の、熊本ゲストハウスの受付時間の都合上、1時間しか一緒にいられなかったけど。大好きだったママの話ができました。

きっと、ママ喜んでるね。

そんなこと話しながら。。。。

アラタさんは、ハバネロ製品の生産者で、今回の旅の道連れのツッキーは元コンサルで、そんなこともあって、この製品をどんなふうに売り出したらいいか!なんて話にもなり、今度は彼女の家に泊めてもらって酒盛りしようと盛り上がりました。

ツッキーも、初めて会った人にいきなりハグしあうは、いきなり家に泊めてくれるといってくれたことに感激していました。笑

同じ波動を持つもの同士は、引き寄せあうということを、体感できました。

ママとアンデルセン。

不思議なご縁は時空を超えて、繋がりました。

どんな思念をもつか?
その重要性が身に沁みました。

アンデルセンのマスターはいってました。
「ここに集まった人たちはみんな宿命です。 」

あの日あの時あの場所へ行くことは、決まっていたんです。
運命は変えられるけど、宿命は決まってる。
人生は選択の連続であり、そのすべては自己責任であるということ。

ママという存在がなかったら、
この化学反応は起きなかった。

ママの存在は必然で、
長い年月をかけて現象化した。

もっと短くもなっかもしれないけど、
やっぱりこの時間が最適たったのかもしれません。

すべては宇宙の計らい通り。

偉大なる宇宙に感謝。