夜行バスで疲れていたし、
動き回って疲れたいたからぐっすり眠りについていた。

すると、遠くから唸り声が…
Yちゃん。どーやら悪夢にうなされてる。

しばらくすると、パチッと電気がついて
「どーして起こしてくれないんですか

ええ???

Yちゃんもいろいろ乗り越える旅でした。

彼女の中で大きな一歩があったから、
過去の自分が引き止めていたようです。

そんなこともあるよね~あった。あった。

ってなわけで、寝不足のまま早起き。
いよいよ出雲大社へ。

まず国譲りの交渉があったといわれる稲佐の浜へ。
神在月では、八百万の神をお迎えする地。
そこで朝日を拝むことができた。


時と主に弁天島が金色に輝きだした。


冬の日本海は激しく、荒々しいけれど、
だからこそ美しいものもある。

さぁ。出雲大社へ。

空がまっぷたつに裂かれまばゆい光が射す方に、
出雲大社はある。

雲が出ずる場所へ。


出雲らしい立派なしめ縄。
大国主命は、天孫に国を譲りはしたものの、
天皇は祟りを畏れていたていたということから、
すると、
いよいよこの伊勢と出雲の遷宮の一致が、
陰と陽の和解するときがきたのではないかと感じる。



本殿の前にある三つの輪。
御柱の跡らしいが、旅人には
「天地人」が通じ、
「三位一体」すべては一つになる。
時代の扉が開かれたと感じられた。

いよいよ、30年のお役目を果たすため古札納所へ。

無事、納めることができました。
人はなんと評するかわかりませんが、
よい人生を歩ませていただきました。

今この時だからこそ、そういえる。
きっとこの時を待っていたのだと思う。

どこまでありがたいんだろう。
まっただ中では気づかないことが、
俯瞰になると宇宙の愛に気づく。

もし、人生がつらいと感じているなら、
ぜひ自分の人生を俯瞰でみることをおすすめする。

本殿裏の資料館にこのような掛け軸があった。
スサノオと


稲田姫


美しい

本当はゆっくりしたいが、
須佐神社へバスで向かわなくてはいけない。


参道を急ぐ。
またきます!大国さまといなばの白兎。

須佐神社は、出雲からバスで1時間。
渓流沿いの山道を進む。

ようやくたどり着いた須佐神社はひっそりとしたところで、
この旅をスサノオで終えられることになった。
そして、この須佐神社はスサノオの終焉の地。

裏のすっくりとそびえたつ大杉。
大木は気の良い場所を知っている。

須佐神社は、後姿も美しい。

地元の人に愛されている。
最近はパワースポットブームで観光客も多いと思うが、
大切なのは、わざわざいくというのではなく、
神様は身近な存在であるということだ。

だから地元の人の日常が感じられる神社は好きだ。
生活に入り込んでいる…そんな雰囲気が大好き。

しばらく須佐神社で楽しんで、
近くにあったスサノオ温泉に入って帰途についた。
このあたりの泉質はよいです

いい汗かかせていただきました。

スサノオを、追い求めて回った旅。
出雲で自分の人生の一区切りに対して御礼回りした旅。
それぞれの神様が和解するために
旅人が役にたてられたならうれしいぜ!!!

かっこいい。とか、
美しい。とか
神様は大好き。
それが実感できた旅だった。

感謝いっぱい。
これで、2013年の旅はおしまい。

あとは近場で、
ふらふらとします。