6月は植物が元気な時期。夏至前後は特に。

ほんとうはこの時期にハーブのワークショップを開催するのが一番よいのですが、今年はそうもいかない。

 

今日6/20はペパーミントの日、だそうです。日本メディカルハーブ協会のHPのトップ画面にバーンとミントが載っています。

JAMHAのHP

今回のJAMHAの会報誌はミント特集もあり、面白かったです。

ミントは交配しやすい種なので、たくさんの種類があります。

微妙に味や香りが違います。

ということは、成分が少しづつ違う、ということですね…

会報誌には42種(!)のミント類が記載されてました。

 

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自宅でせっせとハーブ事をしています。

その様子をちらっとSNSに流したりしています。

 

先日はモヒートで使われるミント、イエルバブエナを取り寄せてみました。

ほかのミントで代用されることが多いのですが、

今回はイエルバブエナ(Mentha nemorosa)が気になって取り寄せ。

 

甘い香りもするのですが、かなりシャープな香りでした。

食べてもおいしい。薬味的につかえます。

この日は、モヒートシロップ的なものを作ってみました。

たくさんのミントと砂糖を使用しました。

夏のシロップとして色付けもしてみました。

さわやかブルー。

バタフライピーをほんの1gだけいれました。

ソーダ水に割って飲みます。

 

レシピは

水 200-250ml

砂糖 120-150g

ミント 40g

 

最初に砂糖と水を火にかけながら溶かし、溶けた後にハーブを入れ火を止めて蓋をし、10分待つ。…以上!

すごい簡単なので作ってみてください。

約2週間で使い切るように。

梅雨の季節なので衛生面では気を付けてください。

 

まだちょっと余っていたので、ミント塩も作りましたよ。

これは冷ややっこに乗せたり、キュウリの塩もみや、ヨーグルトにあえてソースみたいに使ったりと利用の幅がほんとに広い。

もっと作ればよかった!

 

先日、久しぶりにハーブの取り寄せをしました。

 

ハーブについてお伝えしている身としては、本当は育てていきたいのですが…

自宅は高層階にあり、どうしても植物が根付かないのです。

アロマティカスとサボテンは大丈夫だったのですが、それ以外はことごとくダメでした。

ドライハーブを様々な形態に加工して、どうにかこうにかそのチカラを借りている、という感覚です。

 

久しぶりのフレッシュラベンダーに心躍らせました!

その日の朝につみたてを送っていただけたようで、ほんとに生々しい(!)香り。

終日いろんなものに加工していたので、

心の中にあったいろんなわだかまりが流れていったような、不思議な感覚でした。

 

まずは、シロップ。

ラベンダー色、そして口の中いっぱいに広がるラベンダーの香り。

ソーダー割にしてもいいし、ヨーグルトやアイスクリームにかけてもおいしいです。

 

もちろん、蒸留もしました。

茎の部分も全部含めて蒸留しましたが、とても良いものができました。

スキンケア、汗の拭きとりにつかってます。

 

チンキも仕込みました。

2種類あります。

これを仕込む前に、酒屋さんで消毒にも対応できる66度の焼酎が売っていたのでそれを使用し、もうひとつはウォッカで。

2つの香りが違うので(アルコール度数、素材の材料が違う)、経過を見ていきたいと思います。

 

当日使い切れなかったものは、ドライにするために吊り下げてます。

部屋の前を通るたびに、香りがふわっと漂ってきます。

 

今、まさにハーブが元気な季節。

夏至になるくらいまではほんとに様々なハーブがわんさか出てきています。

育てることが難しい方は、取り寄せ、も考えてみるといいですよ。

(ラベンダーで有名なのは北海道の富田ファームさんなど、たくさんあります)

生きているハーブを触ることで、元気をもらえます。

 

 

 

 

 

 

昨日は久しぶりに電車に乗り、植物園へ行ってきました。

場所は日光植物園。

自宅から一時間くらいで行くことができます。

季節ごとに行きたくなる場所です。

春の桜の時期には新型コロナウイルスのため、行くことができませんでしたが、

梅雨の前に植物観察に行くことができました。

 

 

園内の小川のせせらぎと鳥の鳴き声をシェアします。

 

園内は一人だけ遠くで歩いている方が見えましたが、ほとんど園内を整備している方しかおらず、静かに植物観察やおいしい空気を吸うことができました。

 

一番見たかったのは、コウホネ

スイレンの仲間です。

近くにワスレナグサがたくさん咲いています。

池の近辺は花盛り。

アヤメやカキツバタも。

しばらくこの池の周りでぼんやりしていました。

 

 

園内を歩いていると、ちょうどカントウマムシグサの

怪しげな様相が目をひきました。

 

小動物?小人かな???と寄ってみると

ギンリュウソウが咲いてました。

咲いている場所は1か所しか見つけられませんでした。

人とすれ違うことがなかったので、マスクを外して歩きました。

この季節特有の湿気が混じった緑と甘い花の匂いがとても良い香りでした。

足裏を意識して歩くと、大地のエネルギーが入ってくるような気がして、いつも固いと感じている足首が柔らかくなる感覚がありました。

しっかりと空気や大地のエネルギーを吸ってだいぶ元気になりました。

 

外に出ることを自粛し、人と接することもほとんどなくなったここ数か月。

身体の感覚がどうも薄くなってきてしまっているような感じがしています。

今回、自然の中に身を置き、深く呼吸をすることで呼吸に関わる筋肉が動き出しました。

 

日光では、徐々に自粛を解除してきているようです。

東照宮や輪王寺が参拝できるようになっていました。

ですが、この日は自然の中に身を置くだけにしたかったので、このほかに地元のお店に立ち寄っただけで帰りました。

一人で自然の中に身を置くことで、なんだか少し落ち着けたような気がします。