統一地方選が終了しました。

 

わが村の議会議員選挙のほかに、関心を寄せていた選挙…というか、候補が2人いました。

 

帯広市議会議員選挙(定数28に42人が出馬)の三崎裕美子さん、浦幌町議会議員選挙(定数11に14人が出馬)の沼尾昌也さん。

 

前者は「ミニマム選挙」を標ぼうし、組織なし、選挙カー&拡声器を持たず、ハンドマイク片手にたった一人で街頭演説を繰り広げ、ITを駆使した空中戦に注力して挑んだ方。

 

後者は、政治の道を志し、昨年、浦幌町へ移住した新米町民。地縁は親友がいるのみで、こちらも支援団体なし。町内外の友人とともに選挙を戦いました。

 

熱意は届くのか?

 

選挙の常識からすれば、両人とも相当に厳しい戦いとなるのは明らか。ただ、マチづくりへの熱意は並々ならぬものがあり、有権者にそれは届くのか?

興味がありました。

 

結果。

三崎さんは落選したものの991票を獲得。

沼尾さんは見事当選し、272票と6番目の得票数。

思いは届いていました。

 

沼尾さんは、町民からの期待が大きいだけに重圧もあるでしょうが、若者&余所者の視点で新風を吹き込んでほしいもの。

 

三崎さんの今後の予定は存じませんが、市議選投票率が過去最低49.39%だっただけに“潜在市場”はメチャでかい。ノンカスタマー(非顧客)は、全員が政治やマチづくりに関心がないわけではなく、単なる忘れん坊や面倒くさがり屋であることも多いのです。

 

そこをいかに掘り起こすか。

これは、十勝で唯一、議会議員選挙(定数8)で1人欠員となった中札内村についても同様の課題です。

 

政治は大きな転換点

 

政治は大きな転換点を迎えています。

手をこまねいていては、政治への無関心は拡大する一方。

マチづくりへの関心とも直結します。

 

議会だけの問題ではない。

あらゆる手を尽くさねばならない。

そう考えています。

 

明日からも周囲への感謝と笑顔を添えて、「美しい村」づくりの仲間づくりを懸命に。