悪筆のサインではありますが…

 

以前、このブログでもふれたことがあるかもしれませんが、中札内村では、ふるさと納税してくださった方へのお礼状について、文末の署名は村長(私)が自ら筆を執っています。

 

 

悪筆なのは本当に申し訳ないのですが(苦笑)、数多ある納税先から本村を選んでくださったその思い、さらに、貴重なご縁をいただけたことへの心からの感謝を込めて、お一人お一人のお名前を念じながらサインしています。

 

中札内村出身者や知人、とても珍しいお名前の方との出会い。

「昨年も寄付してくださった方かな?」と記憶が呼び覚まされたり、申し込み時に添えてくださった激励の言葉にふれられたり。

 

ときには、汚文字のサインにもかかわらず、SNSなどを通して喜びのメッセージを寄せてくださる方がいたり…。

 

遠く離れた方との心の温まるふれあい。

ふるさと納税の醍醐味です。

 

“三種の神器”はないけれど

 

ただ、僕の仕事が間に入ることで、関係事務が若干遅れるという難点も。

 

2018年は納税額が倍増したこともあって、担当職員には迷惑をかけたのですが、納税者とのやり取りをただの「作業」とはしたくなく、わがままを通させてもらいました。

 

中札内村の返礼品には、牛肉や海産物、お米のいわゆる“三種の神器”はありません。ただ、どれも地元の生産者が磨き上げた自慢の逸品ばかりです。

 

こつこつと泥臭く努力を重ね、多くの方に知っていただけるようになり、本村のファンになってくださる方も増えました。

 

地域資源の再発掘と関係人口増加。

ふるさと納税制度の真骨頂です。

 

限界への挑戦

 

「これ以上は自筆サインできませんので、受付を中断します」

 

そんなお詫びをしなければならないほど中札内村のファンを増やしたいし、そんなお詫びをせずにすむほどに腕の腱鞘を鍛え、さらにサインスピードをアップしたい。

 

限界が、どこまでか。

楽しい挑戦は続きます(笑)。

 

明日からも周囲への感謝を忘れず笑顔で!