フロイデ企画の音楽物語はわかりやすいナレーションと本格的な音楽で進めていくたのしいプログラムです。
くるみ割り人形というお話をご紹介したいと思います。
主人公クララの家にパーティーのお客様
パーティ会場である居間では、大人、子供、それぞれが楽しそうに踊っています。
そこへ人形使いドロッセルマイヤーおじいさんが登場し、子供達に次々と手品を見せたり人形達を踊らせて見せてくれました。
その後、ドロッセルマイヤーおじいさんは子供達へクリスマスプレゼントを渡し、クララにはくるみ割り人形を贈ります。この無骨な人形を、クララはなぜかとても気に入りました。
それを見た弟フリッツは、そのくるみ割り人形がほしくなり、取り合っているうちに人形は壊れてしまいました。
パーティはお開きとなり、静かになった家の居間。
クララは、壊れたくるみ割り人形が気になって、夜中に起きて居間へやってきました。
すると、突然クリスマスツリーが大きくなり、ねずみの大群がおもちゃの兵隊と戦争を始めたのです。
クララが恐がっていると、くるみ割り人形が指揮をとり戦いだしました。
クララはスキをみてスリッパを投げ、ねずみ王様の気をそらし、くるみ割り人形に勝利をもたらします。
すると、くるみ割り人形は王子の姿になり、クララにお礼を言って、雪の森を通りクララをお菓子の国に連れて行ってくれました。
お菓子の国の女王・金平糖を始めとしたたくさんの住民に迎えられ、
クララは、色々なお菓子の踊りを見せてもらいます。
(キャンディーボンボン、スペインの踊り(チョコレート)、アラビアの踊り(コーヒー)、中国の踊り(お茶)、ロシアの踊り(トレパーク)、葦笛の踊り、花のワルツ、金平糖・・・)
クララは踊りを披露して歓迎してくれたみんなに感謝し別れを告げます。
そしてふと気が付くとそこはお菓子の国ではなく、自分の家の居間のソファの上。
この作品にはCMのBGMに使われている曲がたくさん演奏されます。
「題名は知らなかったけど、この曲聞いたことあるよ~」などの反応がとても楽しいです。
保育園・幼稚園の園児でも、小学校中学校の児童・生徒さんでもよくわかるお話ととても有名な曲が使われている作品です。
是非この機会にいかがでしょうか?
フロイデ企画のコンサートは体育館や多目的室、お遊戯室等、でも大丈夫です。