”つらい秋です” | We shall overcome ! ~年金女子のふたり暮らし~

We shall overcome ! ~年金女子のふたり暮らし~

夫が亡くなり、一人娘が遠くへ嫁ぎ、ひとりになりました。
同じくひとり暮らしだった妹と合体しました。
年金女子の気楽なふたり暮らしを綴ります。

 

最近、熱帯夜から解放された、と思ったらもう冬仕様の寝具を必要としている。

暖かい毛布にくるまって熟睡できる。連続8時間とか眠ってしまう。

そして夫の夢を毎日のようにみる。

 

2年前の今頃は、夫にとって人生で一番苦しい時期だったと思う。

悪性リンパ腫の悪い細胞が、貯まった胸水の中に散っていることがわかり、

もう長くないと医師に告げられた。

長くてあと2ヶ月、そう言われてわずか3週間で天国へ召された。

 

夢の中の夫はいつも笑っている。

絶対に笑っている、何故だろう?

その笑顔を見て、私は悲しくて悲しくて、目を覚ますのだ。

眼に涙が滲んでいることもある。

 

自分の中では、夫の苦しそうだった最期の姿を消化しきれていないようだ。

あの時、もっと手を握ってあげればよかった、何か話しかけてあげればよかった、等々後悔ばかりだ。

もちろん手を握ってあげたけれど、あまりに冷たくて悲しくて。

私の手で温めようとしたけれど、全然温かくならず、もう別れがすぐそこに来ているのがわかった。

 

夫と最期に交わした会話。

「何かして欲しいことある?」

「無い。」

これが最期の会話でした。

その後は麻薬で眠ってしまいましたが、それでも大変苦しそうでした。

しかし、最期まで我がままを言わない、我慢強い人でした。

 

もうすぐ三回忌法要ですが、

まだ、買い物に行った時に、老夫婦が仲良く買い物をする姿を見ると、

泣けてくる私です。

 

数年前はいたって健康だったのになあ・・・