夫の化学療法中の様子(1) | We shall overcome ! ~年金女子のふたり暮らし~

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コロナ禍の2020年夏に夫が悪性リンパ腫になりました
抗がん剤治療、放射線治療とがんばりましたが
2021年11月に永眠
私も2021年2月に乳がんがわかり、3月に手術しました
寂しくなった私の毎日を綴っています

昨年の夏、一ヶ月弱の入院中に、化学療法(R-CHOP)の1クール目をしました。

その効果はすぐに現れて、

甲状腺の腫大がどんどん小さくなり、食べ物の通りも良くなりました。

副作用は全然無かったとのこと。

毎日、「完食!」とラインで知らせてきました。

 

夫は、とにかく若い頃から「我慢強い」もしくは「鈍感」な人でした。

ですから、闘病記を書いても、ほとんど参考にはならないと思うので一応ご承知おき下さい。

 

2クール目から8クール目までは外来化学療法室で受けました。

木・金と2日続けて点滴に行く。

待ち時間にもよりますが、3時間平均かかったでしょうか。

翌週の月曜日は白血球を増やすジーラスタ注射に行く。

これを3週間ごとに繰り返すのです。

 

暑い時は、待っているのも大変でした。

コロナ感染が怖いので、車で病院まで連れて行き、

ずっと化学療法室の外のベンチで待っている。

30分ぐらいで帰れる場所なら一度帰宅して、また迎えに来るのもありですが、

片道1時間~1時間半かかるので、待っているしかありません。

自分の昼食はコンビニで買ったものなどを駐車場に停めた車の中で食べる。

暑くて暑くて死にそうでした。(暑過ぎてクーラーが効かない)

夫は帰りの車の中で、涼しくして昼食を食べられるようにしていました。

我慢強くない私にしては、よくがんばったなと、自分でも感心します。

でも、一番がんばったのは夫ですよね。

 

7クール目の後、ちょっと熱を出したのと、

やはり最初の頃に脱毛したのぐらいで、

その他の副作用は全然無かったと言います。

脱毛は・・・もともと少ない髪だったので、あまり目立ちもせず。

そのうち、また伸びてきて、今では以前と変わらない感じです。

 

本人は何ともなかったと言うのですが、

家族の私たちの目には、かなり弱ったなあ、痩せたなあという印象でしたね。

少し散歩に出たりもするのですが、

筋力が落ちて、やっと歩いている感じでした。

現在、放射線治療中ですが、足元はしっかりしてきています。

 

我が家の狭い狭い庭の貧弱な芝生の中に、ホトケノザとペンペン草が元気に育っています。

夫が「きれいだ」というので、抜かないでいます。

 

 

【ホトケノザ*借りてきた写真】