今年の最低賃金はどうなる? 大胆予想発表 | 飲食店の助成金・労務管理講座 助成金で売り上げを伸ばせるスタッフを育てよう!

飲食店の助成金・労務管理講座 助成金で売り上げを伸ばせるスタッフを育てよう!

飲食店で貰える助成金は何?マクドナルドの店長として日米20店舗以上で2000人以上の採用・面接・教育に従事した社会保険労務士でもある筆者が分かりやすく飲食店の助成金・労務トラブル防止策をお伝えします!
助成金を活用した売り上げを伸ばせるスタッフ育成術も公開中!

「飲食業界出身」社会保険労務士の原 陽介です。

飲食店の経営者にとって賃金総額は気になるところです。
何といっても食材費の次に高い費用ですからね。


賃金総額を考える上で大切なのは「最低賃金」です。
従業員さんを募集する時に最低賃金を下回らないように気を付けることはもちろんのこと、事業計画を立てる時にも必要です。


この最低賃金はご存知のように毎年上がっています。
「最低賃金があがりますね」でも触れたように東京都では過去10年間で178円も上昇しています。


では今年はどうなるのでしょうか?
最低賃金を幾らにするのかは最低賃金審議会というところで難しいロジックを使って決まります。


ですのでここでは毎年の上昇率を用いて簡易的に予想をしてみることにしましょう。
下の表は東京都の最低賃金の推移ですが、毎年約2%上昇していることがわかります。


過去最大の上げ幅と同じ場合は922円、過去最低と同じなら894円
10年の平均値では910円、昨年並みなら907円になる予想です。

できれば過去最低となって欲しいのが経営者心理ですよね!


ただし、最低賃金を決める要素として、「賃金上昇率」と「有効求人倍率」が大きく影響します。
もしかしたら今年は想定以上に上昇するかもしれません。


あくまでも私の個人的な見解ですので、大きく外れる可能性もあります。
ですが、10月以降に開業予定で事業計画を立てている人は上記を参考に少し高めの時給で賃金総額を考えてみてはいかがでしょうか?


すでに最低賃金以上で募集をしている都心部でも最低賃金が上がるとそれにつれてライバル店の募集時給も上がり、結果的に自分のお店も上げざるを得なくなります。

予想よりも賃金総額が下がっても経営にマイナスインパクトはありませんが、逆の場合は借入金の返済計画等に狂いが生じるリスクがあります。

<ご相談・お問合せ窓口>
http://www.sr-glory.com/category/1973323.html
TEL:03-6753-0088





繁盛する飲食店が必ずやっている開業資金の調達方法/秀和システム
¥1,620
Amazon.co.jp