中3の衝動 | ふと想ったこと

ふと想ったこと

日々でふと想ったこと

平日は毎日、10時半からテレビに張り付いていた。
塾のある日は録画したビデオを見て。
毎日熱中していた。およそ3ヶ月。

当時やっていた再放送の
「あしたのジョー2」

平成の世には決してない
泥臭くてひたすら真っ直ぐな
ボクシング漫画。

スポ魂とか簡単に片づけてほしくない。
ひたすら真っ直ぐで激しい情熱があり、
かつ裏に潜む闇がまた悲しい人間ドラマ。


あの頃にはぴったりだった。
いや、あの頃でなければそこまで強く思い出に残らなかったかもしれない。


中3の頃は精神的に辛かった。
クラスで仲間外れにされ、孤独でいる時間が長かった日々。
何で俺はこんな醜い連中と同じクラスでいなければいけないのか?
運命を呪った。

ひたすらじっと耐えた。
俺はこんな醜い連中によって潰されてはならない。
今はこんなゴミの掃き溜めみたいな連中と一緒だが
いずれもっと輝ける世界に俺は行き、
上からこのゴミ連中を見下してやるんだ、と。


そう強く意志が保ってられてたのも
あしたのジョーのおかげかもしれない。

どんな困難があっても
ひたすら真っ直ぐに己の信念を突き進む姿を
自分に重ねた。

そして、信念に伴う犠牲に打ちひしがれ
哀愁を漂わせるその姿、自分も一緒だななんて。


無間のように感じた地獄の日々も
いつかは終わって幸せな日々はやってくる。
過去がそうだったな。


今もどんよりと暗いトンネルの中だ。
でも、それも人生なのかもしれない。

何もない人生の方が退屈で悲しい。

暗い日々はあっても
そこから衝動が生まれ、今まで見えなかった景色が見えることがある。


最近はふと思う。

周りに誰も知り合いのいないこの部屋で
ふと一人、周りから切り離されて存在しているのも
パラレルワールドのようで面白い。