さあ、映画の話だよ!
「極道大戦争」。2015年の邦画です。






三池監督の映画だということを念頭において見ましょう。怒るなんて粋じゃないですよ、フフフ……(∩´∀`)∩
もうひとつのブログでも触れたのですが、「大日本人」みたいな終わり方なんですよね。つまり、爆発的バカ映画として見たほうがいいんだと思います。



ただ、市原隼人の「肌が弱くて入れ墨が入れられないヤクザ」という設定とかはもうちょい伏線で使ってほしかったな。面白い設定ですよね。
全体的に、ギャグが「これ、ギャグですよ」「面白いですよ」とわかりやすく付箋がつけられているような印象。ビジュアルでのインパクトが大きい映画だからでしょうか。
いかついおっさんに編み物させたり、ヴァンパイアの棺桶が寿司桶だったり。ただ、なんだろう。猛烈に頬がひきつる。



個人的には、予告編で皆さんも死ぬほど見たであろう
「あっしは3年B組っていうチンケな組の者で」
「ってそれ、中学校じゃねえか!」
(セリフは適当ですが、流れはこんなん)
というやりとりがすごーく寒いと思った。ぞわぞわします。



一般人がヤクザヴァンパイアに変貌していく、というのは面白いものの、いざ見てみると宙ぶらりんな感じ。リリーさんの○○シーンがあるくらいで、あんまりむごたらしいシーンがないからかなあ。



ヴァンパイアへの感染を楽しんだり怖がったりする映画じゃないということを、見終わってから気付きました。一般人がヤクザぶるのを見て面白がる映画かなあ。なぜかアクション要素がすごく強いので、男性はまだ楽しめるかもしれませんね。



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