アメブロが全然更新できてないからバリバリ更新すっぞ~と思っていたら、まさかのまた画面真っ白フリーズになったので、昨日は諦めて寝ました。難しいっすね。chromeで開いてみたら、微妙にエディタ画面が異なるのね。



それでは「ウォーキング・デッド」の話はおいといて~、ここからは「ストレイン 沈黙のエクプリス」の話。もう、エクプリスだかエプクリスだかプリウスだかわかんなくなってきます。

こちらも海外ドラマですが、今年見たなかではかなりのお気に入りです。



あっ、ちなみに「フロム・ダスク・ティル・ドーン」のドラマ版を1巻だけ見たけど、映画見てない人にはチンプンカンプンなのではないだろうか。もとの映画好きな人にとってはニヤニヤ展開なんだろうけど。でも、元キャストが好きすぎて、あんまりなじめません。



話を戻して、デル・トロ監督の多忙ぶりには頭が下がって地面につきそうですが(嘘)、このドラマシリーズはヴァンパイアものです。もう、続く気満々。シーズン2の話は聞いてないけど。



「ヴァンパイア」をテーマにしたドラマだと「ラブ」やら「ロマンス」やら「美女と美男子」やらがマルマルモリモリな感じですが、この映画も「愛」をテーマにしています。

といっても、家族、友人、恋人などへの普遍的な愛がテーマ。

というのも、このドラマのヴァンパイアは感染して発症してから、最初に襲うのは自分が愛している人たちなわけです。まず自分の家に戻り、愛する人たちを襲う。愛しているのに、殺してしまうのです。そして自分の仲間に引き入れるのですが、「愛しているのに殺す」ヴァンパイアと、「愛しているから、息の根を止める」人間たちの攻防戦なわけですね!

お、おもい!




登場人物は、疾病対策センターで働くエフと、ヴァンパイアハンターとして生きながらえてきたエイブラハムを軸に、エフの部下のノーラ、ジム、衛生局で働くタフでシニカルな男・ヴァシリー、美女ハッカーのダッチなどが人間側。
元ナチスドイツのアイヒホルスト、大金持ちで吸血鬼になりたい老人・パーマー、そしてその執事・フィッツウィリアム(この人はパーマーを説得しようとする善人)、そしてすべての吸血鬼を統べるマスターがヴァンパイアを統率します。
さらに、人間側ではあるものの、エフたちとは行動を共にしないチンピラ・ガスも、重要な役割の人!



アル中で現実主義のエフと、半世紀以上ヴァンパイアと戦ってきたエイブラハム、そして皮肉屋のヴァシリーはめちゃくちゃ喧嘩をするのですが、個人的におすすめのキャラはヴァシリー。腕っぷしが強くてとにかく頼れるのがいいっす。エイブラハムもかわいいおじいちゃんですね。

なお、敵役のアイヒホルストの不気味さは、本当にすごい。演じている俳優さんのパワーをすごく感じます。



ヴァンパイアつながりで「彼岸島」ともコラボしているみたいですが、豚汁と丸太はありませんでしたね。放尿もなかったです(知らない人は読んでね☆)。



関係ないけど、「彼岸島」でユキが「ママの作ったアップルパイ食べたいな……」というコマがあるんですけど、アップルパイがおふくろの味ってすごいね。オシャンティーね。



1話では、感染のきっかけとなる飛行機事故が描かれます。この飛行機に乗っていたのがマスターの体が入っている大きな箱(棺桶のようなもの?平たく言うと寝床です)があり、そのせいで乗客のほぼ全員が死亡します。生存者はいたものの、なぜ他の人間は死んだのか?がはっきりせず、疾病対策センターからきたエフやノーラはてんてこまい。
エイブラハムは空港まで警告しに来ますが、頭のおかしい人間扱いされて逮捕されます。

このエピソードはとにかく盛り沢山なのですが、
・マスターの入った箱を持ち出そうとする男たち。彼らは成功するのか?その裏には、ある者の裏切りも関連している!
・ヴァンパイアに感染するのは、「寄生虫」が関連している。寄生虫が体内に入ると、もうどうにもできない。本人の血が白くなり、血を求めてさまようようになる。身体能力はアップするが、日光に当たることはできなくなる。また、長年生きているヴァンパイアは体が腐食してくる。
・エフは嫁と離婚調停中なのですが、ちゃっかり部下のノーラと不倫してます。ア、アホか。
あたりが気になりました。



意外と主要人物は脱落しないドラマなので、安心して見られるものの、それ以外のキャラはどんどこ死んでいくのが悲しい。

まだ未見の方は、ぜひご覧になって下さいませ!



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