長期間にわたって増備されていた8000型の後継車として1983年から導入された形式です。
初期車の10000型と前面デザイン等のマイナーチェンジをした10030型に大別されます。
界磁チョッパ制御装置を採用し、日光線の急勾配区間への対応として抑速ブレーキも備えています。
走行音は8000型のユニット車に比較的似た音です。
ユニット車と1M車の違いはありますが8000型のように走行音に大きな違いはないようです。

区間 新河岸 - 上福岡
車両 12003
収録 2021年11月






地下鉄半蔵門線直通用として導入され現在は東上線で活躍している30000系ですが、
35602号車は試験的にモータを永久磁石同期電動機(PMSM)に交換しています。
東京地下鉄の02系(更新車)、16000系、1000系と同様のタイプの走行音です。
東武鉄道ではこの車両の後500系で本格的にPMSMを導入していますが走行音は異なっており
東武ではこの車両が唯一このタイプの音を立てる車両となっています。

区間 新河岸 - 上福岡
車両 35602
収録 2021年11月






1991年の相模線電化開業時に際して新製投入された形式です。
前面デザインが既存の205系から大幅に変更されているのが最大の特徴で、
その他に半自動扱いのために設けられたドアスイッチや内装のカラーリングが異なるなど
他の205系とは違いの多い相模線専用車でした。
モータ音は他の205系と同じですが、武蔵野線仕様車と同様にドアエンジンが直動式で
後年追加で設置されたドアチャイム(アナウンス付)が特徴です。
E131系への置き換えに伴い2022年に運用を退き解体されています。

外扇
区間 相武台下 - 下溝
車両 モハ205-501
収録 2021年12月



内扇
区間 原当麻 - 番田
車両 モハ205-510
収録 2021年12月






在来車の置換用として1975年に登場した西鉄最大の車両数の形式で、前面の左右非対称のデザインが特徴です。
制御方式はかつての特急用車両である2000形をベースとした抵抗制御が採用されています。
走行音は比較的単調に音が上がっていくタイプで、動き出しは国鉄急行形に似た音になっています。
高速域で低い音が混じるものと混じらないものと2種類の音が存在するようです。

区間 端間 - 味坂
車両 5334
収録 2021年11月



区間 味坂 - 端間
車両 5334
収録 2021年11月





5000形の代替として2017年に運用を開始した形式です。
3000形と同様にステンレス車両ですが、前面デザインや帯色は変更されています。
SiC素子を使用したVVVFインバータ制御装置に主電動機は全閉型誘導電動機を採用しており
静粛性は増していますが、3000形に似た走行音となっています。

区間 筑紫 - 三国が丘
車両 9301
収録 2021年11月