西日本豪雨から6年を迎えようとしているなか、倉敷市真備町河辺地区では、「みんなのぼうさいガイドライン 川辺に暮らす、川辺で働くすべての人へ」と題した地区防災計画を完成させました。
よみ進めると、6年前の災害での被害状況を振り返りながら、今後、南海トラフ地震が起きた場合、震度5強〜6強の揺れが来ることや、液状化が起きてくるまでの移動が難しくなることなどが、地域の地図とともに書かれています。
その上で、いざという時、どのように備えることが大切か、水害編と水害編と地震編に分けてポイントをまとめています。
またペットと暮らす人やアレルギ、発達障害など、配慮が必要な人と生活している人に向けて、災害時に必要な情報が得られるサイトをQRコードつきで紹介しています。
作成に携わったのは、まちづくりや防災に取り組む仲間たちの団体「川辺防災チーム」です。
チームの一人、川辺復興プロジェクトあるく の槇原聡美 代表に話を伺いました。
川辺さんは、”この町は泥だらけになったけど、諦めない人がいる。それが今の真備町につながっている”とおっしゃっていました。
そして、”知ってもらうことと備えてもらうことが、防災の第一歩”ともおっしゃっていました。
「みんなのぼうさいガイドライン 川辺に暮らす、川辺で働くすべての人へ」は、2000部用意し、地域の住民へ配布しています。
また、今後、必要に応じて、掲載している内容を見直したり、より良くしていきたいということです。
槇原さんのインタビューは、radikoのタイムフリーで聴くことができます(9時4分頃〜、放送日から1週間限定)。
自然災害の多い日本だからこそ、槇原さんの話を参考に、備えましょう!!