フレモニ火曜日9時台前半は、
就実高校バレーボール部・西畑美希 監督のインタビューをお届けしました。
全日本バレーボール高校選手権(春高バレー)で2大会ぶり5回目の優勝をした就実高校バレーボール部。
試合が終わって1ヶ月が経ちますが、お祝いや取材や試合で、西畑監督は休む間もなく働いています。
その状況を「ありがたいです」とおっしゃっていました。
3連覇のかかった昨年は、新型コロナウイルスの影響で欠場になりました。
”私たちにできるのは必死に練習して結果を出すこと””去年の3年生の分まで”という思いで、乗り越えていったそうです。
そうして臨んだ大会で、見事優勝!
優勝経験校や優勝候補、伝統校とばかり当たる厳しい組み合わせでしたが、だからこそ、練習から気合が入っていったそうです。
全試合をストレート勝ちして、メディアでは「圧巻の強さ」「圧勝」伝えられましたが、西畑監督や生徒たちは、点数やセット数はほとんど意識することなく戦っていったので、メディアの取材で初めて気付いたそうです。
今年の大会では、実は、大会が始まる前から、監督には優勝が見えていました。
12月下旬の合宿で、一気に、選手たちが個人としてもチームとしても仕上がっていったので、「このチームがどうやって負けるの?」と思ったそうです。
でもピークを続けるのは至難の業!
練習のレベルを上げるか落とすか、選手個人個人の状態を見ながら見極めるのが大変だったとおっしゃっていました。
今回の大会では”負ける気がしない”と思っていましたが、どうして選手がここまで力を出せたのか、その理由を見つけて、次に活かしていくことが監督の仕事だとおっしゃっていました。
強豪校の就実高校バレーボール部ですが、西畑監督の1番を目的は”バレーを通して社会に通用する人間であること”。
監督としての才能はもちろんですが、西畑監督の人としての器の大きさ・優しさが、チームを優勝に導いたんだと思います。
生徒のことをとても大切に思っていることが、言葉の端々から伝わってきました。
西畑監督のお話は、radikoのタイムフリーで聴くことができます(放送日から1週間限定)。
多くの人に聴いていただきたいです!