ハイネ詩集 井上正蔵訳 より
「春」
波がきらきらただよえば
春の心にそぞろ恋
川べりで羊飼いの娘が
心をこめて花輪を編む
萌えてうるんで匂やかに
春の心にそぞろ恋
胸のそこから吐息して
誰に花輪をあげようかしら
川ぞいに来た騎手ひとり
いと晴れやかに会釈する
娘がおずおず眺めれば
帽子の羽毛はとび去った
泣いて娘は流れへと
きれいな花輪を投げてやる
うぐいすは歌うせつない恋
春の心にそぞろ恋
*ケータイ書籍でハイネの詩集を読んでいます。
ロマンチックです。
意外と読みやすいです。
詩集をケータイ書籍で読むと本で読むよりなぜか言葉が入ってきやすいような気がします。
どちらかというとアナログ人間なのですが。。。不思議です。
これは春のそわそわした空気が伝わってきそう。
完全に季節はずれですが、おすそわけです![]()
