こんにちは。

 

井上 こずえ です。

 

 


 

 

このブログは

 

 

超未熟児でうまれ
知的障害・思春期早発症の診断をうけた

娘の子育ての中での

 

 

私の気づきと変化

 

実践報告とやってよかったこと

 

娘の成長

 

 

等を綴っています。

 

 

 

 

 

また

 

 

 

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受胎・出産・入院中のことなど
私と娘の‟あしあと”はこちら

 
私: 妊娠8.5カ月で羊水過少症と判明
       緊急帝王切開手術にて出産
 
娘: 656gの超未熟児でうまれ
その後将来自立不可能な知的障害と診断
思春期早発症の診断済 吃音あり



ひさしぶりの更新。


みなさんご無沙汰ですー。。




交通事故に遭ったり


娘からもらった強烈な風邪が

発熱・寒気・頭痛凄すぎて

4日間ほど寝て暮らしたり


と、ややレアなことが続きました。





とはいえ熱でダウンは

たまのまたまーには経験するし


交通事故だって

はじめてじゃない。


しかも今回はどこも折れてないから

顔面と鎖骨を骨折した前のやつと

比べたら屁みたなもんで



私にしてみたらこの熱も怪我も


『なんてことない日常のひとコマ』


なんだけど



身体をやすませなくては

いけないときに

100%やすませてあげられていない



そんな自分にストレス。


そしてやっぱ疲れは

動いた分だけ蓄積するわけで



文章を書く


普段なら楽しいはずの

この行為すら


修行的感覚になり

ほったらかしの数週間でした。




風邪がなおって

なんだか書きたい気持ちがまた

うまれだして…。



そんな今日。



久しぶりにポチポチやってます。




風邪は娘と4日の

タイムラグを経て感染。



そのときにはもう、熱もほぼ

平熱で食欲ありありの娘は

夕飯に肉を食べたいと言い出して。



一方、38.5℃と絶賛高熱中の私は

ごく短時間にエネルギーを全集中させ

からだを動かすのがやっと。


思考停止状態で


「肉、肉、肉、、、」と呟きながら

冷凍庫にストックしてあった

ハンバーグを焼いてあげました。



自分のためならぜったいにしない!

だって寝てたほうがいいから。



でも食べたがってる娘のために

エンヤコラ〜♪


世にいう"母の愛"ってやつ。



娘は喜んで140gのハンバーグと

小盛りの菜の花のソテーを平らげて

一言



「なんか…きもちわるい。

なんでこんなの食べたんだろう…。」



ポツリ吐き捨てたのです。




病み上がりに肉は

ヘビー過ぎたってわけ。。




何も考えずに

(ってか、考えられなくて)

言われるがままに焼いて出した

私のミスでもあるけれど


食べたい!!!


とすごい勢いで求めたのは

誰でもない彼女自身。




病気の母にこの仕打ちは

酷すぎではなかろうか…。



ぼんやりと、

そんなことを思いつつ、



だけど



え?

そんなこと言われたっけ…?


そもそも肉なんて焼いたっけ??



そんな夢と現実もわからなく

なっちゃうくらいに


ぐるぐるで、ズキズキで、

ブルブルガクガクで、


気づけば真夜中、

ひとりこたつの中。



肉の油にまみれた残骸を

テーブルの上にみつけて


あー、夢じゃなかったか



と確認しつつ



子どもの頃のことを

思い出しました。





記憶の中の幼い私も

その日の私同様、熱を出していて。



母が、せっせと水枕を変えてくれたり

汗をかけば着替えさせてくれたり。



いまの私とおなじように

「何食べたい?」って聞いてくれて

なんでも用意してくれたっけ。



あ、私は決して肉とは

言わなかったけど(笑)。



おじや〜、とか

鍋焼きうどん〜、とか

出してもらってたな。



鍋焼きうどんなんて

スーパーで売ってるアルミのに

もう全部材料が入ってて

お湯入れて火にかけるだけのやつ

だったけど


真ん中にでーんと乗った

かき揚げ的なやつは油でギトギトで

煮込めばぬちゃっとしてたけど


すごく美味しいって思ったの

覚えてる。



あれは素材どーこーではなく

母の想いとか、

私自身の純粋な「今コレ!」の

望みが叶った満足感とか、


そういう

まじりっけのないよろこびからの

"美味しさ"だったんだろうな。





おとなになった今の私は


水枕替えるのも

着替えるのも

全部自分でやるが当たり前で



なんなら冷えピタ貼りながら

家族のごはんを作ったりもする。



あー、あの頃は

すんごいよかったなー


ちょっとだけ思いつつも



でも、この体験があったから

やってもらっていた頃の

「うれしい」や「美味しい」を

ありがとうの気持ちとともに

思い出すことができたんだよなって



そう思うと



地獄の苦しみ(笑)も

なんだかいいものに思えるのです。





親になるって、子どもと一緒に

『こ(子・個・co-)そだて』

することだよ



私はずっと

そう言い続けてきたけれど



もうひとつ、あった!!




親になるって

タイムトラベルできるんだよ。



おなじデキゴトを

当時とは違う気持ちで

もっかい、体験できちゃう。



思い出を


嫌なものから嬉しいものに

書き換えられたり

深みを持たせたり


できちゃうんだよ。





なんか、すごい!!!

得した気分だわ〜♪





最後まで読んでくださり

ありがとうございます!


よければまた

読んでくださいね。



 




娘は超未熟児で知的障害。
不安と絶望の日々からの逆転人生。

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