こんにちは。

 

井上 こずえ です。

 

 


 

 

このブログは

 

 

超未熟児でうまれ
知的障害・思春期早発症の診断をうけた

娘の子育ての中での

 

 

私の気づきと変化

 

実践報告とやってよかったこと

 

娘の成長

 

 

等を綴っています。

 

 

 

 

 

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受胎・出産・入院中のことなど
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私: 妊娠8.5カ月で羊水過少症と判明
       緊急帝王切開手術にて出産
 
娘: 656gの超未熟児でうまれ
その後将来自立不可能な知的障害と診断
思春期早発症の診断済 吃音あり

 



OOKAMI先生に

ファンレターが届きました。



あ、OOKAMI先生というのは

娘のペンネームです。




言葉も満足に喋れない頃から

自身をオオカミだと言い


(その頃は自分を指さして

「あおーん」と言ってた)



現在、自称『壬生の狼』

だからなのと



ワニ(吾峠呼世晴先生)

ゴリラ(空知英秋先生)

牛(荒川弘先生)


大好きな先生たちが

そうである故に


漫画家は自分を動物に例える

という先入観から



娘は自分のペンネームを

『OOKAMI』とし


暇さえあれば漫画を描いて

いるのです。





その漫画のキャラクターが

生体システム実践研究会会報誌の

表紙に掲載され



写真の繭で作った猫も娘作



それを見てくださった会員さんが

ご自身の絵(画家さんです)を

送ってくださって!!




添えられた手紙には



ひなちゃんの作品、本当に素晴らしく

ひなちゃんの心、そのもので、

大好きです。」



のメッセージが。





これはもうファンレターじゃん!!!


娘は気を良くしたワケですー(苦笑)。




自分もとうとう

一流漫画家先生の仲間入りだと

ハイテンションで。。





彼女の絵は

決して、うまくはありません。



むしろ・・・下手(笑)。




だから夫さんは

遠慮なく下手だとか変だとか

言うし


その上、字が汚すぎて

暗号級なので 


(脳トレにはピッタリ!)



基本、ディスられていて。




読んでみてと勧めれば


「(字が)汚いからいい。」


容赦なく一蹴され。。




だからなおさらに

嬉しかったんだろうね(笑)。




放課後デイサービスの先生も

いつも褒めてくれるけど


それってお世辞というか

「寄り添い」的なものが

大きいということを


彼女も無意識に感じ取って

いるのだろうから



そうじゃない


会ったこともない人から

突然の、わざわざの、

「大好きです」は


とんでもなく衝撃的で

とびあがるほど嬉しかったのだと

思います。





娘の絵は「下手くそ(笑)」




その評価に私も異論はないけれど



「味がある」



とは、すごーく感じています。





味があるっていうのは



絵が精密だとか

技巧性が素晴しいとか


そういう部分がどうかは

別として


(別と言いつつ、そこは正直〜。。

みたいなのが多い)




見ていて


なんかいいな〜って思う

心があたたまる

ずっと見ていたくなる


理由はわかんないんだけど!



っていうかんじ。



「なんか惹きつけられる」

の世界。




絵の「上手下手」は

練習量に比例する



その人の適正によって

どこまでかは変わるけど


技術に関しては

やればやるほど向上するのは

間違いない。




一方で「味」は


練習で確実に取得できるもの

ではなく


これはもう「個性」の世界。




私は幼少期から

とても絵がうまくて


実家に残っている

幼稚園年中さんのときの絵は

どれを見ても、現在小5の娘より

はるかに上手で(娘も驚いてた・笑)


思い起こせば幼稚園時代は

「私にも描いてー!!」って

行列ができたこともよくあったっけ。




小学校時代も図工の時間に描いた絵が

学年の代表でコンクールに出品とか


(でも、持ち帰ったあとで母が

既に処分していたなんてこともあり・笑)



私は間違いなく

「絵がうまい子」なのだけれども


「味」というものはなく


ただただ、上手い人。

見本通りに描ける人。




だから味のある絵を

いとも簡単に描けてしまう

娘のことを



うらやましいな〜と思い


素晴らしいな〜と思い


また


とてつもなく誇り高い気持ちにも

なるのです。





そしてそれを

「わかってくれた人がいた」

というのも


これまたすごく嬉しいことで


真和(会報誌)が繋いでくれたご縁に

感謝感謝〜♡






でも、もしかしたら…


彼女は本当に

味ある素晴しい漫画家さんなのかも!!



「大好き」とおっしゃって

くださった方は、感性豊かな

素晴しい画をお描きになる方なので



そういう人たちにしかわからない

「響くもの」が 


あるのかもしれないな〜



なんて(笑)。




だったら更に、

この先にワクワクだっっ♪



もちろん、過剰な期待は鎖

でしかないからやらないけどね。






後日、絵をくださった

画家のIさんにお礼のお電話を。



Iさんは私よりずっとお姉さん。


だけど私よりずっと元気で

エネルギッシュで


そしてあったかい。



電話越しにもそのパワーが

伝わってくる!!!



それはIさんの描く作品と

まったくおなじで




ひなちゃんの作品、・・・

ひなちゃんの心、そのもので、



お手紙にあったあの言葉…




あーー!そういうこと!!!

納得の瞬間でした。




親だとなかなか気付けないこと
まだまだあるんだ。


あたらしい出会いがまたひとつ
私にまなびをくれた。


そして可能性をぐーんと!
広げてくれた。



私もそういうことが
できているだろうか…。


わからないけれども


たーくさん!
そういう人でありたい。

そうして、もっと、もっと、
みんなと喜びをわかちあいたい♡



そうして、私好みの世界が
もっと、もっと、広がっていくように

心をこめて生きてゆきたい。


いただいたIさんの絵。玄関に飾りました。その前からあった、娘作の松ぼっくりツリーとめっちゃ馴染んでいて、まるでこの絵が来るのを待っていたかのよう!!



最後まで読んでくださり

ありがとうございます!


よければまた

読んでくださいね。



 




娘は超未熟児で知的障害。
不安と絶望の日々からの逆転人生。

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