福島県鏡石町で72歳の女が運転する車が10代の男女2人をはね、そのまま駅舎に突っ込みました。はねられた大学生の男性は死亡、女性は頭の骨を折るなど重傷です。
警察などによりますと、事故があったのはJR鏡石駅前のロータリーで、女が運転する軽自動車が、自動車教習所のバスから降りた10代の男女2人をはねました。車は、そのまま駅舎に突っ込んだということです。 はねられた2人は病院に運ばれましたが、このうち埼玉県宮代町の大学1年生・星野友哉さん(19)は全身を強く打ち、死亡が確認されました。女性は頭蓋骨骨折などの重傷です。 事故を目撃した人「ズドンというすごい音がして、それで見たら駅に車が突っ込んでいた。車の下敷きではなかったが、脇にいた人が倒れていて血がすごかった」 警察は車を運転していた鏡石町のパート従業員・
面川秀子
(おもかわひでこ)
容疑者(72)を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕しました。 面川容疑者は「けがをさせてしまったことは間違いない」と話し、容疑を認めているということです。また、目撃者によりますと、面川容疑者は事故直後「アクセルとブレーキを間違えた」と震えながら話していたということです。