左右(さゆう)という熟語がありますよね。
右左(ゆうさ)はない。
訓読みなら、ひだりみぎ、みぎひだりで両方あるでしょうけど、
漢字熟語としては左右しかない。
これも、みなさんが一生に一度は疑問に思い、即座に忘れることでしょう。
が、
今日の私は違った。
捕まえた。忘れずに、この疑問を捕まえました。
なんと、
偉い順だったのです。
で、漢字なので中国由来だったのです。
つまり、
左が右より偉いので、左から先に言ったのでした。
古代中国では、
天子(帝、君主)は太陽に向かって位置すべしという思想があり、
それは南を向くことを意味しました。
で、次に偉い方角は、太陽が昇る方向、東です。
つまり、南を向いている天子の左です。
で、右は太陽が沈むので、左に劣るとされたのです。
なので、ついでにいうと、左大臣が右大臣より偉いとされたのです。
いやー、びっくりしました。
だって、左遷とか座右の銘とかいう単語で、右優位に感じるじゃないですか。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1212605442?fr=rcmd_chie_detail