研修・賃金コンサル助成金セミナー | 新労社 おりおりの記

研修・賃金コンサル助成金セミナー

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助成金受給環境アドバイザー協会 で、助成金を深く突っ込んだセミナーをやらせていただきました。


研修は我が世の春の助成金が多いので、コンサル方法はスムースですが、賃金コンサルの助成金となると、当局でもほとんど実績がなく、材料集めに苦心します。


まずは賃金コンサルの雇用関係の助成金、また、その周辺の資料や可能性、考えられる具体例について話し、次いで研修の助成金について助成金を列挙し、最後に新しく開発したコンサル方法を開陳して締めます。



賃金コンサルの助成金は、キャリアアップ助成金の賃金テーブルを作成し、また改定した場合の助成金が挙げられます。キャリアアップ助成金は、表向き非正規社員のための助成金ですが、正社員の分も含めて、今度新設された助成金ともども活用して、その会社の仕事と賃金の連動を見える化することが可能です


しかし悲しいかな、このコースは、厚生労働省が力を入れたいと念ずるにもかかわらず、正社員化や人材育成のものに比べると、昨年度実績では1000分の1も出ていないのです。原因は、中小零細でパートさんと正社員の仕事の明確な線引きがまだまだ図られていないからです。当局が「同一労働同一賃金」の施策を勧める理由がわかるというものです


セミナーでは、助成金内容と、具体的な実務を聞いていただいた方の中には、商品のヒントを得られた、と言ってくださる方もいました。下画像は職務分析の各種方法ですが、これらの資料はネット内で豊富なのです。助成金と合わせて、関連する資料を解説するだけでも、確かに賃金コンサルは可能です。



研修は、今までやってきたものを焼き直して述べればよかったです。ただし、お客様先での実務で、どの助成金を選んだらいいのか、その実務は明らかではありませんでした。今回はそこを分かりやすく表にしました。


研修は数人規模以上の会社なら、どこでも大なり小なりやっているものです。それでこの場合はこの助成金、カバーできるものがどれ、ということについて明らかに示せるツールを開発したのです。


研修にしても賃金コンサルにしても、数年前までは、助成金という発想がそんなになかった分野です。それゆえに、助成金に直接関連するところでも、また間接的でも、今までなかったようなツールや、助成金の発想方法すら変える(成功報酬よりも、コンサル料の一部)発見の可能性を持っているのです。


こういうセミナーをやるときに限って(笑)法改正がありますねえ。もっとも緩和の改正なので、私の言ったことは助成金にそのままなりますが、緩和されるというコトは、まだまだ利用が少ないということなのです。