ヒトラー生存説のいろいろ | 新労社 おりおりの記

ヒトラー生存説のいろいろ

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新労社 おりおりの記

 

ドイツの20世紀最大の独裁者、アドルフ・ヒトラーは、ドイツの敗色濃い1945年4月30日午後2時、妻と共に拳銃自殺を遂げました。その遺体はガソリンをかけて焼かれ、骨などの一部をソ連軍が持ち去ったことになっています。

 

しかしその後の証言の食い違いや、ヒトラーの遺骨が、実は別人のものだったと言われるなど、ヒトラーの死亡は不自然な所が多いのです。死亡が今一つ確認できないことが、数々の「ヒトラー生存説」を生むモトになりました。そのいくつかの「潜伏場所」をご紹介しましょう。

 

★ 北海のドイツ領北フリージア諸島

敗戦後、ヒトラーはドイツ領内に潜んで、表向きは漁師に身をやつして生活。戦後まもなく、偶然地元の漁師が会って、その模様を証言した。

 

★ デンマーク

戦争中はドイツの保護領。1949年、ポーランドの最高裁が元パイロット、バウムガルト氏に禁固5年の判決。理由は1945年4月25日に、ヒトラー夫妻をデンマークに運んだ罪で。

 

★ スイス

戦争末期、南ドイツから亡命し、戦争中手に入れた財宝を手に、アルプス山中に、妻とともに羊飼いに身をやつして生活している説。

 

★ スペイン

1953年、透視術のエスパー、ペーター・ファン・フルコス氏が、出張中のスペインの列車内でヒトラーと目が合い、その後宿を訪ねてきた2人のドイツ人に口止めされたという話。

 

★ チベット

ヒトラーばかりでなく、ナチスの幹部は、ダライ・ラマの保護のもと、僧院で安全な生活を営んでいるという説。自殺したヒトラー・ゲッベルスなどの死体は替え玉。

 

★ アルゼンチン

敗戦寸前に、ヒトラー夫妻は、ドイツの軍港から潜水艦で南米に脱出し、アルゼンチンのアシエンダという小さな村に亡命したという説。アイヒマンなども逃亡先にしている。

 

★ 日本

ヒトラーは目をくりぬいて、宝石をはめ、人相を変えて、同盟国日本の地方に潜伏していたという説。この日本語がうまい盲目のドイツ人は実在で、宝石をいっぱい持っていて、80歳以上まで生きていました。

 

★ 南極

ヒトラーは南極に目をつけ、そこに25万人の男女を送り込んで、地下帝国を造った説。戦後アメリカ軍がわざわざ1個艦隊で行って、その司令官の報告はナンセンス扱いを受けました。

 

ヒトラーは独裁者であるとともに、人種差別に基づく大量虐殺者、また世界戦争を起こした張本人でもあるわけですが、これだけの伝説が出るほどスケールが大きい、荒唐無稽とも思われるような考えを、生前にいろいろ披瀝していたのです。

 

それを信じさせるような、ちょっと理論では計り知れないナゾが、戦中戦後の混乱で増幅された、という時代だったのでしょう。私が生まれたとき、ヒトラーは79歳ですが、今年で124歳。どこまでホントでどこまでウソか、歴史の新発見を待つしかありません。