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名南さん助成金セミナー14年目!

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日本人事労務コンサルタントグループ(LCG)

 

14年目の名南さんのセミナーです。14年も経つと最初のセミナーのコンテンツは当然内容は古くなりますが、構成自体も再構築を考えることになります。

 

13年前のセミナー

名南経営助成金セミナー、東京会場

 

なぜ再構築するかというと、AIの進展があるからです。助成金申請もAIに任せるべきところ、そうでないトコロ、社労士の代行の意義を考える必要があるからです。

 

 

かいつまんで言いますと、書類づくりや助成金につながるコンサルなどはAI。会社の労務問題を見出すことや人間の感情(退社問題や賃金の不平など)については、会社を客観的に見られる社労士の役割と言えるでしょう。それを表現するのが「提案書」で、それに基づくコンサルです。

 

書類は法律通り事実を書かねばなりませんが、提案書は社労士の社会的な使命に基づくまま、自分の事務所の信念を書いたらいいのです。おカネでもよし、労務管理の向上でも職場環境の向上でもよし。ただしおカネにすると、不正を疑われたりしますよ、というものです。

 

助成金実務と生成AI

 

また一般の会社でも社労士でも、めんどくさくてリスク高い助成金なんぞやらない、という態度が増えています。そういう事務所からの下請けもやっていますが、メンヘルを大事にするならば助成金なんぞやらない、という心理は理解できます。

 

メンヘルリスクの低い、社労士の一般的な業務から助成金に入っていくのがイイのです。失敗しても会社のタメになり、不正を疑われても痛くないハラを探られなくていいですからね。公明正大が一番のメンヘル効果です。

 

 

ですから今回は、法改正の他に、助成金とどう向き合うか?という実務、さらに疲れず不正に陥らず失敗を恐れず、社労士として本来できる仕事に帰着できるメンタルを維持する内容をメインコンテンツにしました。

 

 

まずは法改正。4月7日の8年度予算案可決まで情報がなかなか出ませんでしたが、焦ることはありません。1月下旬にパブコメと予算案が公表されていたからです。細かいところはともかく「どういう傾向か?」を探るのはこの情報だけで十分です。セミナーでは特に注目すべきところをピックアップしてお伝えしました。

 

令和8年度助成金のゆくえ(上) 

令和8年度助成金のゆくえ(下) 

 

法内容は分かった「じゃ何をなすべきか?」ということについては、上記の動機から「提案書」を中心におカネの出入りよりも、社労士しかできないコンサルで売って行こう!という方向で行くことにしました。同一労働同一賃金から、アイデアを出すファシリテーターまでいろいろ取り揃えました。

 

目的は「会社の事務処理体制」を整えましょうよ、ということです。おカネ儲けでも書類のアヤでもない、社労士本来の仕事です。

 

助成金をもらえる「事務処理体制」

 

下記のうち契約書はあちこちで言っていて、提案書と繰り返しになるので省きましたが、5点セットとして「助成金お願いよ~」と言われたら、これをシュッと出すというものを挙げました。

 

 

ただ提案書と言っても、そんなに時間や手間のかかるものを勧めるものではありません。抽象的にその助成金の趣旨に沿った「問題を想像した」課題を提案するのです。

 

雇用関係助成金、趣旨をどう見るか?

 

その課題を解決するコンサルツールは無料でネットで手に入り、いかにも「社労士的」なものです。高齢者向けのツールを一般社員向けに直したり、介護業界向けのものを一般会社にも使ったり、自由自在です。それを社内の事務体制整備⇒後刻の助成金調査向けにちょっとやって助成金の実務:計画⇒実行⇒申請に入ろうというのです。

 

 

コンサルは助成金の要件に直接響くものですが、雇用関係の助成金は、雇用の根幹たる仕事に直結するものです。そのために「仕事の棚卸し」=能力開発体系をコンサルのバックアップに据えました。会社は企業理念も含めてこういうものでしょ?(事業内職業能力開発計画)だから問題を解決するのだ!(コンサル)という態度です。

 

助成金は問題を解決するために申請し、その過程で問題が解決する結果が出ることが基本です。問題もないのに、見いだせないのに助成金を申請することはないのです。

 

 

それにしても、最後のチェックリストづくりは、生成AIですっかりラクになりました。基本でいいので細っかいところはイイ!分かりやすく!当局への申請の現実も踏まえて、というツボを言いもしないのに網羅していただいています。

 

 

そんな感じで8通りの提案書から始まる5点セットをご紹介し、じゃ助成金とどう付き合うのか?というまとめは、多様化の時代にふさわしく3通り挙げさせていただきました。

 

多くのヒトは、今年度のおススメ助成金(65歳超3コース、リスキリング、正社員化)で行くでしょうけれども、社労士らしい仕事ができる助成金の切り口はちゃんとあるのでござるぞ、ということを言ったつもりです。

 

 

収録では山あり谷ありでした。法改正のあと「5点セット」で助成金実務の運用を網羅し、助成金との付き合い方でまとめる、という構成は初めてのものでした。

 

それでちょっと当たってないような書面で説明をせざるを得なかったり、同じ内容のレジュメが重なったり、それでページ数がズレたりしたところがありました。改善の余地があります。編集の方にはご面倒をおかけします。ただ予定の5時間で終わらせられたところはよかったです。

 

これで助成金を恐れず、企業の現状を見て提案でき、社労士らしい仕事ができるような修正自在のツールをご提供いたしました。それでより企業が繫栄し、問題を解決できる組織作りができれば、助成金講師冥利に尽きるというものです。

 

<完>

「飲む・打つ・買う」以外で東京を楽しむ方法10選

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東京。日本の首都でこの繁華な日本最大の街は、政治経済文化の中心であるとともに、ありとあらゆる欲望が渦巻く街でもあります。東京都知事選の「多様化ぶり」を見るまでもなく、いろいろなモノ、いろいろなヒト、デフレ脱却と言われる中、カネさえもあふれています。

 

われわれ庶民においては、それらはだいたい「飲む・打つ・買う」という“大人の遊び”で消費されることが多いのです。それをやらないと「つまらんヤツ」とレッテルを貼られたものでした。昨今の若い衆にはよく分かってることでしょうけれども。遠くなりにける昭和の常識かも知れません。

 

しかしそんなレッテルなぞ気にしない。飲んで打って買って人生楽しむのも、それ以外の娯楽で行くのも同じ遊びの人生の一興です。それ以外の娯楽のキーワードは私の場合、歴史と地理、それにオタク趣味です。おカネも手間もあまりかからないようにするのが得意です。

神社 歴史

 

1,街道、あるいはただ街を行く

 

東京という街は歩いているだけでも面白い。店主の思想が色濃く出たおしゃれで奇抜な店や、狭い空間を生かす工夫をした建物のほかに、コンクリート・ジャングルの中の日常に潤いを求める、市民の工夫や人情がわかることが多いのです。

 

東京の場合は限られたスペースを活かすことと、複雑な住宅事情が上がります。近代的ビルの真ん中に古びた屋敷があるなどの現象は、触れてはならないが、事情をのぞいてみたい意欲を掻き立てます。

 

住宅の歴史や建前から、どういう住み具合、権利関係か、都市開発に抗してごねてるのか、親切な案内を自分で立ててるのか、室内から吠えるペットなど見るだけでもいろいろです。ただあんまりまじまじとのぞかないように。

 

代々木10大名所めぐり

 

昔の東海道中山道を含む街道は、まったくよすがもないことが多いのですが、そこをわずかな痕跡やちょっとした遺構で昔を想像するのが楽しいのです。あれば面白いですが、街の専門知識や建築知識もいらない、ただ昔の往来を想像する意欲があればいいのです。地域のヒトが人寄せに造ったものでも、そこにあればそれなりに楽しいものです。

 

平坦な東京には富士山などの高山へのあこがれが、例えば「大山道」(神奈川県大山登山への参道)とか、街道の跡という形で残っています。東京はなんでもないコンクリート・ジャングルですが「ここが道だった、史跡だった」というものも多く、事前事後の調査と想像力、観察への意欲を掻き立てます。

 

代々木歴史散歩

 

2,名所を転々とする

 

アニメなどの最近の物語の「名所」のみならず、ヤマトタケルから明治天皇に至るまで、諸方を歩いた貴人、偉人はじめ近代化関連でも「遺跡」は多々あります。東京タワーや霞が関ビルのような近代名所や、増上寺、寛永寺のような由緒ある寺、新宿渋谷銀座上野…それぞれ特徴があって、ちらっと名所が現れます。そのような名所をテーマを持って転々とするのです。

 

なになに跡、だれそれ旧居、なんとか坂など、棒杭や石碑があるだけですが、なんとなく周囲を見渡して、地理ともども歴史の認識をもって、平凡なしかし幸せが息づいていた当時の様子を想像してみるのも楽しいものです。何をするでもない、行って見て交通の邪魔にならないように佇んでいればいいのです。

 

NHKの「ブラタモリ」は、物見遊山だけでない歴史と地理を織り交ぜたタイクツしない紀行番組です。何かモノの成り立ちを知るというのは知的好奇心ですが、それを満たすのもヒトの幸せだからでしょう。ただし教養がないから見るべからずというものでもない。タモリさんは専門家でもありません。でもタモリさんだから番組として理屈ぶらず“無邪気に面白い”のです。

 

(厳冬の)飛鳥山に遊ぶ

 

3,産業文化遺産を巡る

 

古くからの自然や、何百年前の歴史的な建造物のほかに、工業地帯、鉄道跡など、主に明治維新以後この百数十年にできたものを巡ることです。工業地帯は最近ブームになっているように、独特の機能的な美しさがあります。廃線などは特に港に引き込み線があった海岸部を中心に、かつての殷賑や痕跡を見出す作業が面白いのです。

 

ただ東京はその痕跡が開発に次ぐ開発で非常にミニマムになっています。それを苦労の末に石一個見つけ出した!という、反コスパ満点の楽しみ方もあります。

 

多摩湖4トンネルに行ってきます!

 

4,博物館・美術館等

 

なにも歴史や地理に興味がなく、絵など描かず、美的感覚がなくても博物・美術は楽しむことができます。「これ面白い!」と道端のコンクリ片に対しても素朴に好奇心を持つような感覚で、幼児のような心で楽しめばよいのです。

 

寄生虫館や刀剣博物館など、専門に特化したところでも、歴史が古いとここは精巧な、素人にも分かる、玄人にも参考になるビミョーなバランスを成した展示がなされているものです。民俗学の本を読んでいくと、身近な現在の生活習慣に通じて面白いのと同じです。東京ではもと宮さまのお屋敷や、要人の別荘なども公開しているところもあります。

 

絵画のような書の考え方

 

月見 地理

 

5,山に登る

 

東京23区には有名な“山”は10か所以上あります。しかも登山装備などと気合を入れる必要はない、普段着で散歩がてらで行ける山が多いのです。そのポイントは「何か高いところ」ではなく「山としての感覚」に登りに行くということです。

 

渋谷の富士山、登山記

 

山岳信仰に基づいて造られた山もあります。江戸時代には青梅の御岳山や神奈川県の大山、富士山などへみんなで行くという“講”がささやかな信仰を呼んだという歴史とその遺構もあります。とても手間がかかるから、富士山など登るのは大変だから、せめて行った気分を味わおう、ミニチュア富士で楽しもう、という信仰というよりしゃれっ気が面白いではないですか。

 

枯山水など禅的な思想に通じるものがあります。カタチやミニチュアだけでも山登りの“ココロ”が感じられればいいではないか、という思想です。標高数メートルの「山」なのに、寺内にあって高齢者や障碍者の檀家を慮って、わずかな登りでもケーブルカーなどもあったりすることも多いのです。

 

東京23区、山めぐり

 

6,川を下る

 

東京にはサイクリングロードや遊歩道を備えた隅田川や江戸川、荒川以外にも川があります。野川、善福寺川、石神井川、神田川、仙川など中規模の川はコンクリートで覆われた川もありますが、川沿いに細いながら道があり、住民や自治体の努力もあって都民の憩いの場になっています。小規模のさらに小さい川は暗渠になっていて、両岸に住宅が迫り、花壇や遊具もあって独特の「ストリート」になっています。

 

ゲリラ豪雨のたびにたびたび氾濫します。23区外のたいていの川は台地の裾の湧き水の水源迄たどることができますが、渋谷川、目黒川に代表される「ビル街の川」は文献を読んだり、偉大な研究家のサイトなどを見てたどるしかありません。その痕跡探しもまた面白いものです。

 

野川を行く

 

身近で小さい川は、高度成長期に「どぶ川」化し、現在多くは安全衛生のため暗渠になっているものが多いですが、街の中でかつての田園地帯の名残を想像するのも楽しいものです。渋谷川、目黒川などは、東京のど真ん中の川、ということで、あえて暗渠にしない部分もあり、それなりの風情を目指しています。

 

玉川上水は江戸時代の人口の川ですが、300年以上の歴史があり、ホントに川なの?と言えるくらい跡をたどるのは困難=面白いものになっています。滔々と流れる水が他に行って、同じ川なのに別なところから水が来たり、暗渠になったり水道管になったり、“飾り”の川になったり、突然消えたり…一貫した水でない3種類の水が流れる川なんてそうはないでしょう。

 

たくさん少なく地下に流れ、またなくなって復活する川

 

7,とにかく高いところへ!

 

最近は展望台のあるビルは減ったものの東京には多々あります。仕事でもビルに入って何気なく展望できるところもあります。東京タワーのように予約したり、入場料を取るものや、消防博物館のようにおカネは取らないもの、都庁のように行列ができるような、手荷物検査まであって大掛かりに無料で開放するところ、いろいろあります。

 

夜景もさることながら、地平線まで建物の建ち並んだ都市のお昼の鳥瞰風景は東京ならではで、一番見飽きないものです。東京タワーなんかは有料でタワーに徒歩で登ることができ、引きも切らないそうです。運動目的以外にも好事家はいるのです。

 

(神保町付近)

 

お父さん オタク=推し活

 

8,店を巡る

 

〇〇趣味の店舗を東京の市街地でいくつも巡ってショッピングを楽しむ、というのは各分野の専門家たちが実際に巡って、それをネット上でレポートにしてくださっています。どんな分野にもこだわりの逸品というモノがあり、それを求めてもいいし、掘り出し物でもいい、何も買わなくっても気にすることはないのです。

 

東京はクールな街です。ショッピングの楽しさは自分の好きなものをゲットできる宝探し。店のひしめく東京では、クルマがなくても電車と足でできるのです。

 

たった1両の秋葉原買い物ツアー

 

9,都会の中の廃線、ローカル線

 

3の産業文化遺産に似ています。都会というのは家やビルがひしめいているようでいて、変化が激しく、スマートなビジネス街でも、昔は原っぱで鉄道もあったりとか、想像もつかないような変貌を遂げているものです。

 

その昔の面影を探る楽しみもあります。特に線路は、もう鉄道の時代ではなくなったことから、その細長い膨大な跡地がけっこうもてあまされていたりもするのです。その痕跡を探すことは素朴な探求心「モトは何だったんだ?」という疑問に応えるものです。

 

東京東部廃線 6か所征服サイクリング(上)

 

ただ東京では公園になってたりとか、線路をしのぶよすがもなく、踏切標が1本立ってたりとかが多いです。しかし線路が錯綜して街を縫っていた名残は、よく探してみるとあちこち見出すことができます。先日は街の真ん中から都電の遺構が出て、大騒ぎになりましたよね。

 

(銀座と晴海の鉄道遺構)

 

10,突然現れるスゴイ建物

 

私のようないなか者は高層ビルが珍しくて、若いころ展望台に登るためだけに上京したこともあります。高層ビルのみならず、面白い形の何とか邸が突然現れたりとか、芸術家の奇抜な建物が残っていたりとか、再開発の荒波の中で、入れたりもする東京ならではの面白い建物は多々あります。

 

(これも芸術作品)

 

人間は保守的な一面があって、むかしから栄華の跡やデカいものが消えた後は、その記念碑を建てたりとか、言い伝えをしようと試みるものです。最終的には市区町村の記録に残るのみになるのですが、実際に行ってみて感じるギャップも知識を付けていけば面白いものです。

 

なんでもない道、踏み分け道が太古の幹線街道で、ラショナルなオフィス街が武家屋敷大名屋敷、公園が暗殺現場だったりとかというギャップです。

 

飲む・打つ・買うのモトになるヒト・モノ・カネの現象は突き詰めて追及すると、どこからともなく足を引っ張られ、また自分のみならず他人との関係性も含めて、個人的に破滅するという危険もはらんでいます。東京は基本は地域のコミュニティーのように歯止めがなく自由な街だからです。

 

ただ実は東京のど真ん中にも、別にバブル時代のようにギラギラしてない、危なくもないちゃんとしたコミュニティーはあり、詳細な生き字引のような研究家もいるんですけれどね。そういうコミュニティーに属さなくても、わがままな刺激が必要だ!などという追及をしなければ、都会も十分住みやすいインフラなのです。

 

<完>

“中途採用助成金”の活用法

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今年は「おっさん助成金の年」です。中高年をリスキリングし、訓練し、そう簡単にはリタイヤさせないぞ、街で暴れさせないぞという当局の心構えの年です。

 

おっさん(助成金がある!)胸を張って生きよ!

 

そんな中、早期再就職支援等助成金 中途採用拡大コースは今年ピカイチになるはずの助成金です。45歳以上のヒトを雇用したらもらえるコースはなくなりましたが、要件が緩和され、中途採用率を少しでも高めて賃上げすればもらえるものになったのです。額は少なくなりますが、人数が多いとそれなりの額になります。

 

(予算案できた頃)

 

予算額は令和7年度の14倍。中途採用率(年度年度の中途採用/全部採用)を5%以上上げれば「よく中途採用率を上げてくれた」と20万円がもらえます。ポイントは「中途採用計画書」をつくること。どんな人を雇ってどういうふうに活躍させるか?書くものです。これをつくらせるために当局が助成金を出すというものです。

 

ただこの助成金、なかなか使い勝手が悪いのです。

 

・中途採用率というのは、新卒採用あってのこと。中小企業はほとんど中途採用でしょ?採用全部中途採用という会社は対象外。

・中途採用自体リスクを伴う。鳴り物入りで賃上げしたら意外にできなかったというようなミスマッチが起こる。

 

(昨年予算要求のころ)

 

ヒトを雇用したら助成金もらえる、という時代は終わりました。今では採用のほかに定着も考えねばならない時代です。定着をしてその間のお給料も、契約通りきちんと払わないと助成金は出ないのです。

 

ですから令和8年度のこの助成金が使える会社は…

 

・とにかく毎年かそれに近く細々とでも1人でも新卒採用をしている。定着率は問われない。

・中途採用率を計画書に基づいてハロワでもどこでもいいので採用し、前年より率を高められる。

 

という会社です。実務的には以下の画像のようなことが書類に書けて率を示せるかどうかです。新卒の“証拠書類”も必要になります。

 

 

規模的には少なくとも20人、地域で中学高校に求人票を出せるような会社が対象になってくるでしょう。申請前3年くらいの新卒・中途採用の数を調べる必要があります。おカネもさることながら、企業にとってのメリットは以下のようなコトです。

 

・どんな人を雇用してどんな仕事をさせるのか、どう成長させるのかハッキリできる。

・雇用したヒトをどう定着させるか?賃上げはもとより、福利厚生をどう高めるのか?その原資は?考える機会になる。

 

(デザイン変わった)

 

助成金の本質は、とにかく法定以上の福利を労働者に提供する“約束”ができるかどうかです。おカネよりも、その会社に定着してくれれば、20万円の助成金以上の働きを長期にわたってするであろうという効果を後押しするのが、当局の意図です。だから何とか計画書とか、確認書とか、面倒くさ(そうにみえる)書類をつくらねばならないのです。

 

おカネにこだわるか?その申請過程を活かすか?書類を面倒と思うか、おカネ云々を越えた会社の成果物として活かせるか、書類づくりもコンサルもAI化の今、事業主に労働者を含めた人間自身の心構えが問われています。

 

<完>

桜を見に大森貝塚から川崎宿へ

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東海道のリグレット、川崎宿に行ってきました。途中行けそうで行ってなかった大森貝塚とあと2,3の場所にタッチアンドゴーするサイクリングでした。

 

東海道、もう一度行ってみたいところ

 

まずは甲州街道初台から山手通りを南下します。この通りは文字通り山手の台地の端を縫いながら行くので、上り下りが意外に多く、谷底に信号があったりするので、勢いをつけて登坂ということもやりにくいのです。それだけにいいトレーニングになります。ただ渋谷の神泉まで来ると、旧山手通りを分けるので、そこが混乱のもとです。

 

 

旧道を行くと、突き当りで終わって南北から、東西に行く駒沢通りになるのです。その駒沢通りをしばらく西進してから南下し、東海道への最短ルートを取ろうと思ったのですが、そこは碁盤目の市街が角度を変えて偏在する住宅地、昔はそれぞれ独立した村落だったろうという感じのところを方位磁針を頼りに右往左往して、結局は環七通りに出てきました。

 

☆彡大森貝塚

 

コンビニで水分補給して東海道線沿いの商店街を北へアーケードを行くと、JR大森駅。さらに行くと大森貝塚遺跡庭園があります。150年前、西南戦争のころ、イギリスから来たモース博士が汽車の窓から発見したのです。公園内に銅像もあります。

 

 

モース博士は東大のモトを作った考古学者。考古学のみならず、外国人の宣教師ばかりだった各分野の「東大教授」を専門家を呼んで作り直した功績もあります。

 

(未来のモース博士が乗っているか?)

 

小高い丘がいくつかあって、芝生に覆われ、ところどころ木が植えてあります。すぐ向こうは東海道線。この日東京都満開宣言でしたが、桜は7分咲き。大きな貝塚の断面図がある壁、さらに地中のモノを見ることができる小さなものもあります。

 

 

整地してありますが、日当たりのいい、水はけのいい丘に住居群があって、近くの東京湾で採れた貝を食べては殻を捨てていた感じが想像できるのです。

 

 

☆彡鈴ヶ森、美原通り

 

東海道線をくぐって、旧東海道に出ます。桜いっぱいで華やかな雰囲気。八百屋さんでポンカンを思わず買ってしまったぐらいです。

 

品川宿のはずれ、処刑場の鈴ヶ森から旧東海道です。ここで殺されたとか、ここに処刑台があったとか、駐車場の車で見えなくなっていますが、この辺り、霊感が強くなくても、どよーんとした凄絶な気が多多寄っているような気がして、すぐにそばを離れました。

 

(殺された場所はもっと右)

 

川崎方向はしばらくは第1京浜をいきますが、すぐに幅員を広げて国道1号に飲み込ませるわけにいかなかった元東海道、美原通りに入ります。鈴ヶ森と反対にパーッとした街の雰囲気。品川宿並みに宿場を感じさせるたたずまい。

 

 

第1京浜に戻って今度は多摩川橋梁です。交通量が多く橋へのアプローチはちゃんと降りる人、乗る人もいます。

 

☆彡川崎宿

 

多摩川を渡り切って橋の下をくぐって、第1京浜の脇道のようになっている川崎宿の通りへ。前回は多摩川を越えて先を急いだので、そのまま第1京浜を行ってしまったのです。

 

日本橋⇒小田原 東海道を下る

 

品川に比べると大きいマンションなどもあり、エキチカなので市街化が進んでいます。それでも古刹らしい寺はあり、宿場の問屋場、本陣跡には立て札はたっています。また宿場の前後には「ここが入り口」ということで、かろうじて旧道だと分かる感じです。それにしてもやっぱり通行人が多い!江戸が近いので宿場としては振るわなかったといいますが、今や工業都市の100万都市、ちょっと自転車を置くにも難渋するのです。

 

 

定食の店で遅い昼食を摂っていると、20分ほどの間に自転車に「至急移動してください!」のお札を貼られてしまいました。4月からは同工法の改正で自転車も交通違反に厳しくなります。この先川崎大師や、鶴見線でも追ってみようかと検討しましたが、午後4時過ぎ。風呂に行きたくなって、引き返すことにしました。そのための準備もありました。

 

(多摩川)

 

再び多摩川を渡って、1軒目のお風呂屋さんは休業、2軒目は貸し切りでした。ちょっと残念。大田区の入り組んだ街路を行くためにスマホが役に立ちます。銭湯はたいてい、街道や商店街のようなところに近いものです。もう地方ではなくなったようなよろずや(ホムセンの小さいの)などもあります。住みやすそうなところです。

 

(銭湯とお札)

 

呑川をさかのぼって第2京浜に乗って帰ることにしました。呑川は世田谷区からわき出し、大田区を縦断し、完結する川で川沿いの道路が整備されています。途中学校を備えた日蓮宗の巨刹、池上本門寺がありました。

 

(ボラもカモもいる呑川)

 

第2京浜は緩い坂が続く幹線道路で、自転車も走りやすいのですが、意外にハイスピードのライダーはいませんで、一般の自転車が多いです。

 

(かむろ坂、目黒川、代々木の桜)

 

五反田で大きく北へ舵を切って、また山手通りへ。先ほど通った道のようですが、薄暮でまったく違う道を行くように見えます。桐ケ谷通りを行くと、目黒不動尊のお祭りに突き当たります。不動尊は桜並木のかむろ坂の途中にあります。人込みを避けてようやく今度は新山手通りに合流しました。目黒川の桜も見えました。電動キックボードで警官にしぼられている若者もいました。法改正間近です。

 

(池尻大橋、自転車の難所)

 

池尻大橋で自転車はいけないトンネルに当たって、上の立体交差路に上がることになってしまいました。自転車を担いで降り、一息ついて山手通り左側に2回信号を渡りました。ちょっと自転車での行き方に研究の余地があります。ナビを使えばいいんですけどね。イケる道を探す緊張感とヒョイと担げる自転車で、ついつい能率の悪さを遂行してしまうのです。

 

クルマのテールライトの列を見ながら、普段よく通る初台の文字が見えたときはホッとしました。川崎まで51kmを走り、12時に出て19時前に帰ってきました。桜を見ながらの半日都市コースでした。

 

<完>

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新年度助成金改正セミナートップバッターは「助成金受給環境整備アドバイザー協会」です。

 

 

令和7年度もあと数日、政治日程からか、8年度の助成金情報は予算案も含めて1月中に出ました。新設(たった1個)のほか、上がる助成金は以下のリンクの通り。けっこう多いです。

 

令和8年度助成金のゆくえ(上)

 

一方下がる助成金は以下の通り。不正のあったもの、ちょっと出し過ぎで甘い政策と思われたものなどが厳しくなりますが、数えるほどでした。廃止もほとんど利用されなかった、役割を終えた助成金がなくなるもので当然の推移でした。

 

令和8年度助成金のゆくえ(下)

 

これらの改正事項を分野別、用途別の切り口で整理し、どうマネジメントして選ぶか(社労士の役割)を見て、トピックを強調して取り上げるやり方で“助成金マネジメント”を紹介しました。

 

これらの分析はリンクの通りですが、注目すべきは当局の提案通りの助成金でいいの?ということです。政治家の意見がないのが不気味だったのです。キッシーさんが端緒を付けた助成金(“106万円の壁”助成金)はなくなりますし、安倍さんの作った助成金(“小学校休業”や“氷河期対策”)もとっくになくなったり、名前が変わったりしています。つまり政治家の方はあまり口出ししないのかな?ということです。

 

ただそこは安倍さん後継をもって任ずる高市さんのこと、かつての「1億総活躍社会」「新しい資本主義」をほうふつとさせる政策が新設の政策審議会に顔を出しています。労働参加の促進は老若男女働きたい人に働いてもらおう!というものですし、労働移動も「新しい資本主義」よりも労働移動などホワイトカラーからエッセンシャルワーカーへの移動を勧めるなど、具体性が増しています。

 

 

ともかく、当局と政治の動きを勘案し、令和8年度、どう助成金と付き合うかということについては…

 

1,「労働市場改革」の動きに沿って、おススメの助成金をやる(65歳超、リスキリング、正社員化…)

2,「賃上げ」の助成金が多いので、会社の賃上げに合った助成金を勧める(業務改善、働き方改革、キャリアアップ…)

3,会社の状況によって、コンサルから総花的に助成金に入る(人開金、人確金、働き方改革…)

 

という選択肢があって、私は3を取ります。助成金のマニュアルの他に、どういうコンサルを提案するかという提案書や、コンサルツール、それを書いた契約書も必要です。この態度は以下のような効果もあります。

 

・おカネに向かって不正しても突き進む、という姿勢を防止できる・・・助成金不正を防ぐ提案書

・職場環境の向上、労務管理の確立という「社労士の仕事」ができる・・・助成金をもらえる「事務処理体制」

 

この効果を発現できれば、不正とおカネのために会社を捻じ曲げる、ということがないので、ノビノビと仕事ができるのです。当局も「助成金で大もうけ」は嫌います。それよりも「コンサルに付いてくる助成金」というスタンスの可能性が伸びるのではないかという論を述べさせていただきました。

 

<完>

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