私は幼少の頃から

親と会話をしたことがありません。

 

物心ついてからは

肌に触れたこともありません。

もちろん抱きしめられたこともないです。

 

 

 

私は

会話とは、

人と人が

コミュニケーションをとることだと

思っています。

 

だから

 

私の実家で起こっていたことは

会話ではなく、親の演説だと思います。

 

子どもの頃の私は

親の意見をただ座って聞く観客

 

 

一方的な話を聞くことはしていたけど

互いに話すことはしていません。

 

 

 

喋るな俺が喋りたい

という雰囲気の父と、

父の世話で手一杯で

子に話しかけるという

発想がない母。

 

 

そして私は

コトバを発せない子

となりました。

 

 

元々私はしゃべることが

そんなに得意ではなかったと

思います。

家庭環境がそれを

加速させることになりました。

 

 

話そうとしても

突き放されるのです。▽

 

 

ケンカしてないのに、です。

 

 

雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶

 

私が4歳の頃、

近所の子と

遊ぼうとしても

話せなくて黙ってしまい、

仲間はずれにされます。

 

 

そして黙って泣きながら

道路を歩いて帰る日々でした。

 

すごく悲しくて

声を押し殺して

涙を流して歩いてました。

 

 

 

とある日、同じことが起こり、

黙って泣きながら

家に帰りました。

 

 

そのときの私に母が言った言葉……

 

 

いつもうまくやれないで

帰ってくるよね、あなた

 

 

こちらを見向きもせず

淡々とした口調で。

 

 

窓から見てたよ、

いつもそうだよね。

 

 

すごく、悲しかったです。

 

 

見てたの………………?

それでその言葉…………、、、、、

怖くなりました。

 

 

“お母さん”なんだったら

その輪の中に来てくれるとか

 

家で待ってて

一緒に遊んでくれるとか

 

何かあった?って

声かけてくれるとか

 

 

ないの…………?

と今は思います。

 


そして4歳の自分は、