こんばんは
ゆうちゃんです
昔話です
私は実家にいた頃、
効率的に動くこと以外は
許されませんでした。
いつも競馬をしてた気分です。
オトナになってから
「非効率のなかに人間味があるから」とか
「ゆっくり景色見る時間もいいじゃない…」とか
親に言ってみたものの
「それは嫌」と一刀両断。
無理でした。
テーマパークに行っても
時間通り、予定通りに全て網羅したいみたいな。
人の心は考えたことないのかな。
悲しい日々でした。
私は心をすべて消して
親の歩幅に合わせるしかありませんでした。
心の中を打ち明けたことは1度もありません。
テーマパークに行って、
例え、
1つも乗り物に乗れなかったとしても
ベンチに座ってジュースを飲んだだけだとしても
それでもいいのでは……?
心が健康でいられて
安心して帰宅できる方が大切なのでは?
そんな意見を言ったことがあるのですが、
聞いてもらえる余地は一切、ありませんでした。
結果、私の心は20年かけて
ゆっくりと錆びた針金が突き刺さり
からまっていき、
心そのものが見えなくなりました。
簡単にはほどけない硬い錆びた針金が
心よりも多くなり
心はもうどこにあるのか分かりません。
心に針金が突き刺さりすぎて
鋼の心臓となり
傷つくことすらなくなりました。
それから10年経ち、
娘のミニちゃんが私の元に来てくれました。
娘と2人でいることがすごく多くなりました。
そしてミニちゃんは今年で6歳。
一緒にお散歩や会話ができる歳に。