蟹座の貴方へ♡

12星座の物語を書いています。

今回は　蟹座　

ホロスコープが分からない方は、ご自分や周りの方の生まれた日の星座の特徴や個性と思って読んで下さいね。

このストーリーと一致している方は、自分の真我（太陽）を生きています。

あてはまらない方は、180度反対の星座の質がテーマだったり、違う惑星や星座の影響を受けていると思われます。

そこから、先は、ご自分のホロスコープの世界を一度のぞいてみて下さいね！！

ホロスコープを勉強している人は、サインの象徴として捉えてください。

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♋　蟹座

支配星　月　/水のエレメント/ 活動宮

双子座で身に着けた情報や知識、外側から得た体験を自分の中に閉じ込め定着させていくのが蟹座です。

いくつかのギリシャ神話がありますが、有名なストーリーをお話ししましょう。

ヘラクレスは、誤って自分の子を殺した罪を償うため、12の冒険を行うことになりました。

そのうちの1つがヒュドラ（ウミヘビ座）の退治です。

大蟹カルキノスは、同じ沼に住んでいる友人で異父兄弟でもあるヒュドラが形勢不利になったため、飛び出してヘラクレスの足を挟みます。ところが、ヘラクレスはカルキノスを簡単に振り払い踏みつぶしてしまいました。

一部始終を見ていた女神ヘラは、兄弟思いのカルキノスを哀れに思って、天に上げ星座にしたのです。

蟹座は5千年前のバビロンで知られていた最も古い星座の一つです。

蟹座には1609年にガリレオ・ガリレイが自作望遠鏡で発見したプレセペ星団（200個以上ある星の集団）があり、ここを出入り口として魂が天に上がると考えられていました。

月は感情を表し、蟹座は支配星を月にもつ、とても、優しい星座です。

臓器の多くは月へん（肝臓・腎臓・心臓。Etc。。。）がつき、消化や呼吸のサポートと共に血液の循環を司り、必要なものは吸収し、不必要なものは排泄し、身体を通して純化させていきます。

蟹は、自分そのものである柔らかい臓器を硬い甲羅で包み込んでいます。

これは、物事や他人の、在るがまま、を一度、受け止め、感情を通して、循環させ、必要なものは自分の糧にし、不必要なものは、どんなに傷ついても手放していく、繊細で感受性が強い蟹座の本質を語っているかのようです。

12星座の4番目の星座である蟹座は、何が必要なのか？を感じ取り、自分の中に取り込み、合わないと思ったら、即座に取り除きます。

自分が心地の良い状態でいることが、とても重要で、自分のいる環境を安心してくつろげる居場所として作り上げていきます。

共感能力が優れているので広くて大勢の人と浅くコミュニケーションするより、家族や気心知れた仲間や友人と、アットホームな自分の居場所を持つと外での学業、仕事に集中し専念でき活発になります。戻る場所があると実力以上の能力を発揮する事が出来るのです。

蟹座が強い人は、給料が良い大企業で働くより、仕事場もアットホームで、少人数で家族のような一人一人を大切にする職場や、自宅サロンやホームステイ、お互いが、腹を割って本音を言い合える関係性を築ける環境を選ぶほうが、後から結果がついてきます。

感情の繊細さをアートとして表現していく蟹座も多いようです。

爆発的な流行ではなく、例えば、アニメなら、ちびまる子ちゃん、コンバースのスニーカーなど時間をかけて一般に浸透定着していくような商品や流れ（定番のヒット商品）をつくるのは蟹座の影響と言われています。

蟹座の月は、華やかさには欠けますが、年齢問わず一般大衆に認知され好感を持たれていく、広がり方をします。

活動宮なので、エネルギッシュな一面があり、嫌だ！！と思ったら、我慢できないし、拒絶されることを最も恐れる星座でもあるので、信頼した相手から裏切られた！！と感じた時のダメージは計り知れません。

愛していた倍のエネルギーで憎む場合もあります。愛も憎しみも同じエネルギー、ジェットコースターのように感情のアップ、ダウンが激しい事もあります。

成長段階においては、このような強すぎる感受性を、もてあまし、感情を外側にぶつけるか、真逆で感情を押し殺しドライなふりをして、罪悪感や自己価値を低くして内側にこもって傷つかないよう防御します。

幸せや心の安定を他人に求めている限り、それは、手には入りません。
自分の感情の豊かさを信頼し、自分で自分を満たす環境を作って行く、自分を中心に愛を広げて行く姿勢が人生の中で一番大切になります。

蟹座は、感情の激しい、振り子のような揺れを経験しつつ、だんだん、冷静に客観的に対応できるようになってきますので、

サイズが小さくなった靴を新しく買い替えるように、成長と共に脱皮を繰り返さなければなりません。

蟹座に誕生した人は、共感能力を活かし、沢山の人に癒しをもたらす為に地上に舞い降りた魂です。

母性があり、愛する大切な人を助ける為には、自分の身を投げ出しても、全身全霊で助けます。火事場のバカ力は蟹座のミラクルな本質で、とてつもない大きな愛の持ちなのです。

ですから、自分で自分を満たす。

自分の感情に責任を持ち、感情を嫌わないで、受け止め労わりましょう。

自分を満たす事が出来て初めて他人を受け止め労り癒す事が出来るのです。

キーワード　　I　feel