今期最終テスト☆イタリア文学 終了! | フィレンツェで★フラビアンナイト

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フィレンツェ大学でフランス語とアラビア語を勉強するritzcoのメモ。

昨夜はテスト前なのに
ラマダンのフトール(断食後のお食事)に来客があり
夜は全然復習する時間がなかったからか

なんといつも2秒で眠りにつくワタクシが夜眠れず!!
最後にほんのちょっと飲んだカフェがいけなかった?
いやいや、緊張していたのか??


ゴロゴロ、グルグル、正味2時間くらい寝たでしょうか?


ボロッボロの状態でテスト会場のキャンパスまで向かいました。




最初に博士課程の学生が一人30分の口頭試験を行うので
私は2時間待ち~。


2時間も復習する時間が取れて良かったぁ~。
なにやら凄い装飾の天井。


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本日の科目はイタリア文学。
1500年代から1700年代のイタリア文学の軌跡と
イタリア喜劇、悲劇を読み解きます。

喜劇はカルロ・ゴルドーニの「ラ・ロカンディエラ
日本語のあらすじを探していたら
邦題は「宿屋の女主人」というらしいのを
今初めて知ってちょっと衝撃を受けています。

他にも衝撃的な邦題オンパレードのサイトを見つけてしまいました。
たまに翻訳頼まれますけれど、直訳で片付けてしまうのもどうかと思います。


話題を元に戻しまして
悲劇はヴィットーリオ・アルフィエーリの「サウル

ちょっと今回は頑張って勉強しちゃいましたよ。
海から帰ってきて3つ目のテストなのですが
このイタリア文学、内容をまとめ始めると
一日6時間×10日間勉強を続けても終わらないかと
かなり焦りましたが、なんとか昨日の午後には見直し全部終了。


口頭試験なので復唱する時間が必要だったのですが
テスト前の2時間で覚えなければならない年号は
得意の日本語「語呂合わせ」で直前に覚えました☆


11時が近づいて教授の扉の前に近づいて待ちます。
周りにいる子達に

「次あなたでしょ?」

と言われて

「ええ、もう緊張であと少しで気絶しそうよ~。」

と答えると

「それは私達も同じよ~、頑張って!」

と言われました。
イタリア人も同じくらい緊張して臨んでいるようです。



教授が出て来て

「ハイ、じゃぁカフェ休憩させてね。5分後に始めます。」

また待ちます。プルプル。



教授が戻ってきてとうとうテストが始まりました。

本日の教授は
「では、コレについてお話ししてください。」
というスタイルではなく
沢山質問を投げかけてくれるスタイルでしたので
とても答えやすくて
全く解らないという質問がなかったからか
想像していたよりもずっと良い点数をくださいました!!


イタリアに何年住んでるの?
と聞かれて

「16年です。」

「サウルの読解は難しかったでしょ?」

「ハイ、古典の言葉はワケわかりませんでした。」

「でもテストとしては悪くなかったわよ~。」

良かった~。



久しぶりの口頭試験で
どうなることやらと思いましたが
今回は他のフランス語やアラビア語が終了していて
この科目一本に集中できたのでうまくいったようです。


やはり2言語同時進行+他の関係ない科目も
ってのは、かなりストレスがかかりますね。
他の学生はそれを全てこなしているんですけどね。




もう昨夜眠れなかったのと
午前中ずっと緊張していたから
ドッと疲れましたガックリ




まだラマダン中の夫には悪いですが
もう耐えられなくて一人打ち上げしてしまいましたこそこそ



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ノンアルコールだったんですけど
昨日の寝不足がたたって
もうすでにグダグダ眠いんですけど~。

取りあえず乾杯ハート