リトル・ウィメン~若草物語~
若草物語は小学校の時に小学生用の本で読みました。
個性豊かな4姉妹を楽しく想像したような気はするが ストーリーは何一つ覚えていない、というのものちにある強烈なイメージがたよりない記憶を上書きしたからです。
そのイメージとは、コミック「ガラスの仮面」における劇中劇、発熱で体調不良の北島マヤが舞台上で病身のベスを演じており、ベッドから上半身逆さにずり落ちてもなお歌い続ける(つぶやき続ける?)の図、あきらかに“やりすぎ”の恐怖シーン・・
“若草物語”といえばあのシーンのあの絵しか思い出せなくなったんす。
故にこの度の観劇で エイミーがジョーの脚本を燃やした、スケート中氷が割れた、戦地のお父様が病気になった などのエピソードを「あったあった」と思いだすことが出来ました。
読み継がれる世界の名作 改めて分かりやすくいい作品でした。
ミュージカル リトリウィメン 素敵で聴いて心地よい楽曲が多かったけれど 外国人が作曲した楽曲、歌っている人は実は大変という印象をうけました、すなわち 4姉妹の歌唱はところどころしんどそうだった。
今回に限らず適宜歌減らして芝居とダンス増やしたらよいのにーとよく思う、千秋楽まで皆さん喉大丈夫かな?
以下メモです。
真打 林翔太君(以下林君)
お隣の青年“ローリー”を演じた林君はニコニコ仮面を想起させるほどに目と口を半月にニコニコ、ニコニコしておられました。
4人姉妹、特にジョーに好かれたい!
思いのベクトルは ローリー→4姉妹と一方向だが、欲深さやさもしさのまるで感じられない愛すべき青年でしっかり十分量キャラ立ちしておられ存在感十分!!
うう・・っ 頼もしくなられて・・
ジョーの書いた“オペラ風脚本”(劇中劇)で剣を持つ騎士(?)として語り踊っておられましたが、「デルフィニア戦記」でハードな殺陣を実にキビキビしなやかにこなされた林君はここでは場を読みややほのぼのと剣をさばいておられました。
もっとやれやれ出る杭となるほどに! (←また別の舞台の上でね~)
ミュージカルなので歌が多く踊りは少しだったが4姉妹と並んでのダンスがあり、 これも“ほのぼの系”のダンスなのだがほのぼのでも注目するとスマートな印象で、 私としては何よりも林君が男子独り元タカラジェンヌしかもトップスターと並んで踊っていると言う点に“ついにこのような日が来たか!!”と感動してしまった。
朝夏さんと林君のダンスのみのシーンも欲しかったな~~いや、それがないってあまりにももったいなすぎますので今後どこかでどうかありますように。
林君演じるローリーが恐れ多くも朝夏さん演じるジョーにキスするシーンもあるのだが、これはほのぼの以外の何物でもないのでご安心を・・と誰に注釈してるのやら。
後半ローリーがエイミーにプロポーズする振る舞いに宝塚っぽいのがあり、 これは是非にも細かく記憶にとどめなければならないので福岡公演観劇時は相当な集中力で臨まねば。
真打2 朝夏まなとさん
朝夏さんトップ時代の宙組作品は全て“大切”と言えるほど好きな作品ばかりでした。
久しぶりに舞台上の朝夏さんを拝んだ瞬間は反射的に涙しました、年寄りによくあるプチ感情失禁ってやつです。
元気いっぱいに丸顔ネコ目全開に愛すべき情熱女子を演じておられました。
難曲に聞こえないが結構歌いにくそうな難曲を何曲も何曲も歌いっぱなし・・
トップをご卒業されても主演は大変でありつづけるのだなあ~
長女メグを演じた彩乃かやみさんは 温和な優しさオーラが半端なく“母”の風格でした。
3女ベスを演じた 井上小百合(乃木坂46)さんはその持ち味が役にあっている印象で 歌うまではなかったけれど可愛く愛しかった
おさわがせ4女エイミーを演じたし下村実生(フェアリーズ)さんはきれいな良く通る声に独特のセリフ回しではたしてそう演じておられるのか“地”なのか存じませんが やはり可愛く愛しかった。
母を演じた幸寿たつきさんは屋内における主婦の普通の振る舞いもビシーッと背筋が伸びており 賢母どころか偉人の風格でした。歌唱は素晴らしく、流石でした。
ローリーの祖父 村井國夫氏の流暢な語りと歌と素晴らしい声の響き、ミュージカルより演劇の方が好きなわたくしは、やはり舞台というのはどんなけ愛すべき人たちが舞台上に揃っておっても このような超一流舞台人の仕事を拝見してこそ舞台鑑賞よねー と思ってしまう。林君 村井氏からいっぱいいっぱいいっぱい学んでね。
4姉妹の叔母 久野綾子さん わー 本物の久野さんや~
のちにジョーと結婚するベア教授 宮原浩暢さんは 知的で素敵な声でした。
物語で早々にメグと結婚するジョン・ブルック 川久保拓司さんは舞台ばれする個性的なハンサム氏でした。
パンフレットに掲載された俳優らの座談会によると、林君は“本当にやさしくていい奴で爽やかでいい香りがするんだよ”などと評価されております。


















