本年度 一等メモにして残したいことについて、やっとこさたどり着けた!
すぐ目が疲れやる気なくすので超真打からメモらねばっ!!!
2019年度、1月―12月をそう呼ぶとしても 4月―2020年3月をそう呼ぶとしても 2019年度マイベスト舞台作品はこの作品以外に考えられない。
キネマと恋人
作・演出ケラリーノ・サンドロヴィッチ
舞台は1936年の日本。
小さな島に暮らす素朴な人々が巻き込まれる、夢のような事件。
映画愛に満ちた奇想天外なロマンティック・コメディの大傑作。
オリジナル・キャスト、スタッフが再結集、3年ぶり、待望の再演!
《STORY》
昭和11年(1936年)、秋。東京から遠く遠くはなれた、日本のどこかにある小さな島の小さな港町。
この街唯一の映画館では、東京で封切られてから一年も二年も遅れてようやく新作映画がかかる。
今日もスクリーンを見つめる女性がひとり。
同じ映画を何度も鑑賞し、上演が終わってもひとり拍手を送り続けている。
上記は表芸のHPからそのまま拝借した紹介文です。
架空の島で架空の方言を語る人々が繰り広げる、内容はちょっと悲しい物語なのですが、日本のある時代背景を正確に切り取り、そこに生きる人々を笑い90%涙10%に超愛おしく登場させた本当に素敵な作品でした。
“時代背景を切り取り笑いと涙”という点は井上ひさしさんの戯曲っぽい。
“ちょっと悲しい部分”はコミック「自虐の歌」と共通項あります。
漫画っぽい演技と独特のかわいい“方言”のおかげで悲壮感はあまり漂わず。
苦しい境遇の主人公は失業しアル中のDV夫が女を家に連れ込んでいる間(そうとは知らず)毎日飽きずに同じ映画を見ているのですが、お仕事はちょっととろいけれど映画についてはキネマ旬報の立ち読みで勉強したりして俳優の演技にも突っ込みどころを指摘するなど“観る目”がある。きっと独特の才能をもっているも、この時代この境遇で開花させる機などありえない、そういった女性なのだろう。
映画がどれほど夢と希望をもたらしているか、 エンターテイメントは尊い、強く思いました。
余談ですが♪スクリーンには夢が広がっていた~♪ 花組公演「ラスト・タイクーン」での蘭乃はなさんの歌唱が(当時顕著だったかすれ声で)想起されました。
主演の緒川たまきさんがすばらしく どの瞬間360度どこから見ても舞台上の表現者。
私はケラリーノ・サンドロリッチ氏の作品は初めて観ましたが、緒川さんはケラリーノさんの表現したいものそのものといった存在なんだろうなと思っていたら なんとお二人はご夫婦なのだそうです。
ともさかりえさんは 終生変わらないかもと思える独特の芸風がすきです。
村岡希美さんの独特の存在感も好きです。
佐藤誓さんという方からかもしだされる愛情深さが印象的でした。
10年後とか20年後 今よりさらに己の記憶力が怪しくなり内容は忘れても 2019年に配偶者と観たあの作品はとにかくとにかくよかったの!!
そのように心に残るであろう素晴らしい作品でした。
↓ 笑いの部分
愛しい部分は、 全て!















