NASAのサイトを見ると分かるように、彼らの気温データの調節は、各観測点が報告した温度計で測ったデータの過去の部分を下げることによって、現在が温暖化に見えるように変更してしまうことだ。

Steve Goddardとして知られているトニー・ヘラー氏は、米国の平均気温は実際に温度計で測ったデータでは寒冷化傾向であるにも関わらず、NASAは温暖化傾向に調節していたことを随分前に突き止め、テレグラフ紙が報じていたし、英国のホームウッド氏もNASAが北極圏に対しても同様のことをしていたことを以前突き止めていた。

日本の観測点も例外ではない。

次の画像は今年2月1日にツイートしたものだが、黄色い線が八丈島で実際に記録された温度計データであり、黒い線がNASAによって調節されたデータである。
八丈島 20170201のツイートより
データソース:GISS NASA

八丈島は実際に温度計で観測した気温データでは、1906年以降ずっと傾向としては横ばいで、全く温暖化傾向にないのである。

東京都心などでは地球温暖化とは関係のないヒートアイランド現象(都市化による)が有名だが、それとは別に、NASAやNOAAといった政府機関によるデータ調節で地球温暖化が創作されたことは確かである。

日本のマスコミはクライメートゲート事件さえほとんど無視していたが、どれだけ彼らが無視したとしても事実は事実である。