今まで、一緒の時間を過ごしたアメリを含む6人の猫たちは、
それぞれ独特のしぐさをしたが、当然、アメリにもある。
たくさんありすぎるが、その中から二選。
まず僕がアメリに話しかけている時にする独特の表情。
常にではないが何かのタイミングで、こんな顔をする。
下から見上げる偉そうな表情。わかっているよ、そんなこと。
今さら言われなくっても、知っているよ。
ふん、分かった。それでそうしたらいいの?
という風にもとれる?分からないがよくこんな顔をした。
でも、不機嫌では、なかったから面白い。
僕は、アメリの、この仕草が好きだった。
何よ、わかってるわよ。いちいち細かいなぁ人間のくせに・・・
というような表情
あとはビールを飲むトールグラスに氷をたくさん入れた
グラスから水を飲むのを好んだ。
アメリは我が家に来た時から猫用ウォーターボールからは
絶対に水を飲まなかった。僕が食事中に突然、分け入り、
グラスに堂々と前足を浸して水を飲んだ。
水はね、このグラスに氷がないとだめなの、アタシ。
最初は驚いたが、先代猫の一匹もそれをしたので、
あわててアメリ用のグラスを用意した。そのうちにどんどん高さが高くなって
最終的にはビールを注ぐトールグラスになった。
郊外の住宅地に住んでいた時のアメリの初代の主治医は
「猫は太陽の光を一杯浴びた、ひなた水が好きだからね」と
言っていたが、何をおっしゃるウサギさん、アメリは氷みずだよ。
だからアメリ専用のビール用のトールグラスを買って氷水をあげると
喜んで前足も使いながら飲んでいた。
そのうち産まれた娘のソフィーも真似をしていた。
猫にも好みがある。
僕は、アメリの前足と舌を使って飲む、
この仕草が僕は大好きだった。

