ソフィー・・・
君は産まれた頃は額に逆三角の黒っぽい文様が入っていて
当時の会社の女の子に「おにぎり」と呼ばれていた。
そのため君の名前が「おにぎり」になりそうだった時期がある。
でも、その文様もいつのまにか消えたね。
あとは真正面から見るとママとは全然違った。
それは君のパパのソマリの面長の顔をしていた。
「おにぎり」になりそうだった
「遺伝子って不思議んだな~」と思ったよ。
君が産まれて4か月まで里子に出すか迷っていたけど、
姫ちゃんを里子にだしてから君の遊びのターゲットはママに向いた。
いつもママと一緒にいて、飛び掛かったり、追いかけたりしながら
なぜか、いつのまにかママがすること、なすこと、すべてママの真似をしており
飛び乗れないはずの棚の上に二匹仲良く昇っているのを
見ると「これは飼うしかないな」と思ったよ。
だって親子だもん。
幼いころのソフィーは元気なはしゃぎまわる仔猫で、
この仔がどんなになるか分らなかった。
ただ、何かにつけ、ママの真似を必死でしようとしているのが可愛かった。
でも幼子は、だんだん女の子になり、そして女になった。
明確に感じたのは引っ越してからだな。きちんと区切られた空間や
2人用に区切られた隣同士のあったかい空間を用意しても
隣同志を嫌がり始めた。それは2014年頃だったと思う。
2人とも女ざかりだからだろうか、ソフィーがママを女猫として
テリトリー意識を持ち出したような気がした(アメリはすでに女猫)。
一日中、雪を見るソフィー
段ボールでくつろぐ
大事な資料を枕にして寝る
少なくとも2014年~17年頃の2人の写真は同じテーブルの上で
寛いだりしていたが、その頃からテリトリー意識を持ち始めていたね。
二匹仲良く仕事の資料を侵略成功
新聞を広げるとだめみたいで、二人でドカドカと新聞の読む領域を仲良く
侵略していったね。父は近くのカフェまで避難したのを覚えているよ。
ちょうど引っ越したタイミングと重なったのか関係ないのか、
その頃から二人が同じ場所を共有するのは、食事の時、マタタビを
もらうとき、だけになっていた。
なぜかママより大きくなった。
目つきも立派
最初はもめていたが、たいてい着地点はあるので、みていた。
2人とモノが僕が布団で寝入ってからの反応だった。
僕が寝入ったのを確認すると(嘘寝)まずアメリがくる。
僕の顔周りを「スン、スン、スン、」と嗅いで「生きているか」
確認してから、ソーッと片方の靴下を持ってゆく。
そのあとは君、ソフィーだ。普段は抱っこを嫌がるのに
父が眠くて眠る寸前を狙うように君は父の左脇にするりと入り込み
タプタプのやわらかいお腹を丸出しにいして「父、お腹なでて!」とくる。
これに応ずると君は気持ちよさそうに「グルグル~ゴロゴロ~」言ってた。
その頃、ママはキャットタワーで遠吠えだった。
君たち親子はいろんな意味で面白い猫だったけれど、君は同じ量のご飯なのに
どんどん太り体格も大きくなった。その貫録でママに立ち向かっていたけれど、
小さくてもやはりママ、一撃でダメだったね。
でも父は君のその細かいことは気にしないがママのすることだけは気になる性格が好きだったよ。
広いペーパーサンドのトイレの真ん中にウンチをして砂をかけない。
ママは怒ってたよ。食事は真ん中から食べて食べこぼす。
おおよその目視で飛び乗ろうとして落ちる。
何かの拍子でママにものすごい勢いで喧嘩を売るがあっさり負ける。
猫用かつお節が大好きで夜でもほんの少し袋が見えると
「ホフギャー!ホフギャー!ホフギャー!」と上げるまで泣く。
くれるのを知っていたんだね。
今、呼んだ~?
父は、ソフィーの人見知りしない心と何にでも挑戦しようとする野心や
いつまでも持ってるママへの野心、あっそれとまたたびには弱いのも
書かなくっちゃね。君は酒乱だったな。
猫用かつお節をおねだりする時の顔。かわいい。
なにかとにぎやかなソフィー。寝る前に必ず父の横に来るソフィーの
お腹は、まるで君の心みたいでやわらかで、暖かくて父を
癒して眠りに誘ってくれたよ。
もう2度目の初盆が過ぎた。父は二人ともがいない生活にも
少しだけ慣れたけど、まだまだ二人を思い出すよ。
それじゃソフィー。
長い間、本当にほんとうにありがとう。
(終)









