9月15日(木)東京へ出張した。東中野の「和酒バーしもみや」で教えてもらった酒。
 「竹雀(たけすずめ)」 岐阜大塚酒造。山廃純米・無濾過生原酒。このラベルだけで、飲んでみたい気にさせられる。実際、味も真面目な造りを感じた。
 「いいね、これ」とマスターに言うと、にこっと笑って、来年はもう少し酒量を増やして出てくるよと答えてくれた。わずか80石の小さな蔵だ。ほとんど市販されていない。また、来年も味わって成長を知りたいと思った。

  スペックは、6号酵母麹米 山田錦60%精米掛米 五百万石60%精米日本酒度 +4 酸度 1.6 アミノ酸度 1.5 アルコール分 17.5度

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日本酒の飲み方も変わってきた。
今日届いた日本酒造組合中央会のリーフレット。「クールスタイル」と題して日本酒カクテルが提唱されている。

生一本やりの酒造りから飲みやすさをアピールした日本酒の提供の仕方へと変化してきている。
最初は、「すず音(一の蔵:宮城)」がシャンパン風の日本酒を発売して注目を浴びた。この時、いろいろな日本酒が提供できるのだと驚いた記憶がある。


白ワイン風の日本酒も登場した。
「さわやか貴醸酒(華鳩:広島・音戸)」や「満寿泉(富山)」などである。満寿泉は栓もコルク栓になっている。


みぞれ酒というのもある。シャーベット状になった日本酒を飲むというより食べる感じか。

デザートにぴったりなのが、「貴醸酒(華鳩:広島)」である。貴醸酒は酒類総合研究所が特許を持っているが、日本で最初に製品化したのが、華鳩である。最近は、いろいろなところが造り始めているが、やはり、元祖華鳩が商品のラインナップも多い。
バニラアイスクリームに貴醸酒を適量かけるとカラメル風味の大人のデザートに変身する。お酒が飲めない人にも好評で、デートの時にサプライズを演出するのに最高である。

※貴醸酒・・・通常仕込み時に米・麹・水を三回に分けて仕込むが、最後の時に水の代わりに酒を入れて       造る日本酒。琥珀色で、甘くとろりとしているのが特長。

ほかにも、ボトルも茶色から鮮やかな青や緑になってきた。瓶に色がついているのは、直射日光を遮るためである。日光にあたると2~3時間で香味が変化してしまう。
桝一市村酒造場(長野)の青色のボトル(500ml)は、一輪挿しにも使え重宝している。


 三越の「匠の技展」で、薩摩切子を見に行った。ぶらぶら見るだけだったのが、口上につられて買ってしまった。
「手に取って見てください」と言われて、持ったのが運のつきだった。ずしっと重量感があって、これが硝子かと思ってしまった。偽物も多いが、この赤色は金から出来ているので真似するものは少ない。また、コバルトブルーは海外では驚きの目で見られるという。黄色は銀からだそうだが、組み合わせとしては、瑠璃色とコバルトブルーの方が映える。
 毎年来場しているので、1つずつ揃える常連も多いらしい。しかし、来年4月から材料高騰で値上げするそうだ。こういうのに弱い。つい今買わなきゃと思ってしまう。また、少々の傷や欠けた場合に修理に実費で応じるという話を聞いて、山の神に相談もなく購入した。(こういうのは、思い切って黙って買うもんだと思う。)
 箱入りのままになってしまう気もしないではないが、これで、日本酒をぐいとやりたいものだ。


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